
昨年のご出演時には、ベートーヴェンのピアノソナタ全32曲を収めたライブ演奏のCDシリーズについてお話を伺いました。今回は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲を全5曲、ピアノを弾きながら指揮をされたという『弾き振り』について伺ってみました。ピアノは、ステージの中央に置かれ、オーケストラのメンバーの皆さんを正面に見ながらピアノの演奏をし、演奏をしていないときはオーケストラの皆さんにより良く伝わるように、立ち上がって指揮をされたそうです。
東 誠三 / ベートーヴェン ピアノソナタ
Seizo Azuma
BEETHOVEN
The complete Piano Sonatas
2008年〜2012年の5年間にわたり、三春交流館「まほらホール」において行われた、ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏会をライブ録音した9枚組のCD全集。
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最後に、樋口あゆ子さんからの質問で
樋口あゆ子さん:「東 誠三さんが、ピアノを指導する上で大切にしていることは何でしょうか?」
東 誠三さん:
『生徒さん一人一人の感性を大切にし、美しいと感じることを素直に追い求め、それを一緒に探していきます。音楽に感動できること、美しさに感動できることが一番大切なことではないかと思います。』