
「ピアノ・グラニテ」は、ピアニスト・伊集院紀子さんが、演奏機会の少ない名曲や作曲家をご紹介するコーナーです。今週より第9シーズンがスタート!伊集院紀子さんによる演奏もお楽しみください。
今週ご紹介いただいたのは、前回もご紹介した20世紀のブルガリアの作曲家の中で最も偉大な作曲家と評され、多くの著名な演奏家に愛されたパンチョ・ヴラディゲロフ(Pancho Haralanov Vladigerov 1899 – 1978)。水彩画 Op.37より第2番メランコリーと第5番ラチェニツァを聴き比べていただきました。
続いて、ウクライナの作曲家・ピアニストのヴィクトル・コセンコ(Viktor Stepanovich Kosenko 1896 – 1938 )を紹介していただきました。
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<パンチョ・ヴラディゲロフ>
1899年、スイスのチューリッヒで生まれる。幼少期は、ブルガリアのシューメンで過ごす。その後ベルリンで音楽を学び、ベルリンの劇場の音楽監督になったが、ブルガリアに戻ることを決意。1940年にはブルガリア国立音楽院のピアノ科の教授に就任。ブルガリア現代音楽協会の創立メンバーとして活躍。ヨーロッパの普遍的な鍵盤楽器のスタイルにブルガリアの民族的イントネーションやリズムを融合させ、独自の世界観を生み出し、多くの曲を作曲した。
ピアニスト 伊集院紀子さん Noriko Ijuuin, pianist
http://unicus.music.coocan.jp/prof.html
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ショパン ハンナ チャンネル / Youtube:https://youtu.be/6mPXY26CRv0
「樋口あゆ子 ラフマニノフ愛用のヴィンテージ スタインウェイと師・中村紘子先生からの贈り物」
是非、ご覧になってください。
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