
『ピアノ・グラニテ』は、ピアニスト・伊集院紀子さんが、演奏機会の少ない名曲や作曲家をご紹介するコーナーです。8月よりシーズン8がスタート。伊集院紀子さんによるピアノ演奏もお楽しみください!
今週ご紹介いただいたのは、先週に引き続き日本の作曲家・寺内園生(Sonoh Terauchi)さんです。作品は、「アラベスクの第2章」です。
寺内園生さんのプロフィール
寺内園生さんは1959年に千葉に生まれ、ピアノを中野洋子と伊達純に学び、高校卒業後ドイツに渡り、マリア・フンク女史に作曲法を学ぶ。代表作には、ピアノ曲の、氷の城、イリュージョン、斑鳩、鳳凰堂と雲中供養菩薩八態などの他、子どものためのピアノ小曲集として、「メルヘンの国」「小さな夢」「動物の大行進」「マザーグース」などがある。また、ギター小曲集として「そよ風のメロディー」という曲集も出版。弦楽四重奏曲「ナルシス」は、2010年5月にドイツのオペラ・ベルリン室内楽の夕べで演奏された。室内楽やハープ、フルート、チェロなど様々な作品を幅広く手がけている。
写真:
ピアニスト 伊集院紀子さん
Noriko Ijuuin, pianist
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伊集院紀子さんによる演奏より
寺内園生さん作曲
アラベスク 第2章
ピアノ:伊集院紀子さん