
今週は、彩流社から発売されている「生きる力を見つけた 親子登山」に注目!
お話を伺うのは、著者のフリーライター棚澤明子さんです!
今年7月に彩流社から発売された棚澤さんの著書「生きる力を見つけた 親子登山」。2012年に8歳の長男、5歳の次男と共に高尾山から始まった親子登山の記録をまとめられた登山エッセイです。
ペーパードライバーという棚澤さんの移動は公共交通機関。
そのため、早朝の出発から最終のバスに間に合うように下山する様子など、様々シーンが描かれています。中でも、食事のシーンも楽しみの一つ。山小屋での食事はもちろん、出発する日の前日にみんなで食べるどんぶりまで、読者も思わずお腹がすいてしまいそうな場面も登場します。
そこで今夜は、親子登山にお勧めの食事や持ち物などについて伺いました!
まずは、 親子登山の準備で重要なこととして、特別なギアを揃える必要はないけど、日帰り登山でも親子共にしっかりとした登山靴を履くこと、また、汗で体を冷やさないよう、綿素材を避けて速乾性のある服装を選ぶこと。そしてエネルギー補給のために炭水化物を中心としたおやつや食事を準備することが大切とご紹介いただきました。
また、息子君たちの荷物は、自分たちでパッキングさせていたというお話も。
小学生になったら自分の荷物は自分で準備させるようにしていたという棚澤さん。これは単なるしつけではなく、万が一はぐれた時に自分のザックに何が入っているかを把握し、自力で生き延びるための防災・サバイバル訓練としての要素として実施されていたそうです。そんなリュックには、もしもの時のために、ヘッドランプと、身体を温めるためのエマージェンシーシートは、必ず入れていたそうです。
そして、まだ幼かった息子君たちと登山に行って助けられたエピソードも。
棚澤さんは蜘蛛が大の苦手。かつて飯能から登る標高969mの「棒ノ嶺」の登山口で、ジョロウグモの巣がたんさあり動けなくなったことがあったんだそうです。そんなお母さんの様子を見て、蜘蛛が苦手と知った弟君が、ある日足の長い虫、ザトウムシに遭遇し動けなくなった際、「あれは足が長いからハイヒール猫だよ」と呼び方を変えたことで、恐怖が和らいだと!?これは物事の捉え方を変える「リフレーミング」という心理学的な手法であり、大人の固定観念を子どもだかこその柔軟な発想によって助けられたと紹介してくれました。
実際にはどんな様子だったのかは、下記の音声配信でチェック!
明日は、棚澤さん親子のその後の登山について伺っていきます!お楽しみに。
棚澤明子さんの著書 彩流社「生きる力を見つけた親子登山」
https://www.sairyusha.co.jp/book/b10134477.html
「生きる力を見つけた親子登山」Instagram oyakotozan
フリーライター 棚澤明子さんのホームページ
https://www.akikotanazawa.com/
★お知らせ★
9月25日は、2015年に国連サミットで加盟国の全会一致で採択された持続可能でよりよい世界を目指す国際目標 SDGs(Sustainable Development Goals)が採択された日です。世界では、この日を含む1週間は、SDGs週間(GLOBAL GOALS WEEK)」として、様々なイベントが開催されます。
FMヨコハマでは、9月の一か月間、SDGsをテーマにした「おもいやりマンスリーキャンペーン」を展開!リスナーの皆様からメッセージを募集します。
皆さんが日頃から心がけている「地球に優しい」「人に優しい」行動や、
日々参加しているボランティアや環境活動について。
さらには、あなた身の回りで実践している人のお話など、どんなことでも結構です。エピソードは、FMヨコハマ公式サイトのプレゼント応募サイトへお送りください。皆さんからのメッセージは、9月22日月曜日から9月25日木曜日の「Keep Green & Blue」の中で紹介させて頂きます。
メッセージを送っていただいた方の中から抽選で「おもいやりマンスリーキャンペーンステッカー」と「FMヨコハマオリジナルサーモスタンブラー」をプレゼント!
詳しくはFMヨコハマ公式サイトのプレゼント応募サイトをチェック!
締め切りは9月21日まで。メッセージをお待ちしています。