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クジラと深海の物語に注目!絵本「クジラがしんだら」の著者 児童書作家 江口絵理さん④

今週は今話題の絵本、童心社から発売されている「クジラがしんだら」の著者 児童書作家 江口絵理さんをお迎えしました。

クジラがしんだら
江口絵理 文/かわさきしゅんいち 絵/藤原義弘 監修
童心社

昨年9月に童心社から出版された江口さんの最新作品「クジラがしんだら」は、命がつき、深い海へと沈んだクジラの体をめぐる生き物たち「鯨骨生物群集」を描いた絵本。発売から1年を待たずに、6万6千部を超える大ヒット中の作品。その人気を裏付けるように、「第16回ようちえん絵本大賞」をはじめ、過去1年間に出版された児童書、絵本から「未来へつなぐこの一冊」として選ばれる紀伊国屋書店がお勧めする絵本ランキング「キノベス!キッズ2025」で第一位、さらに今年の春には「第56回講談社絵本賞」を受賞。そして全国学校図書館協議会(SLA)による、小学生の夏休み向け小学校中学年の部「夏休みの本(緑陰図書)」にも選定されています。

多くの子どもたちはもろちん大人の心も鷲掴みにしている「クジラがしんだら」。
絵本で描かれている死生観は、科学絵本としても物語の絵本としても新しい扉を開いてくれる一冊となっています。
江口さんが特に気に入っているページは・・

クジラがしんだら
江口絵理 文/かわさきしゅんいち 絵/藤原義弘 監修
童心社

そして、クジラと共にもう一つの主人公、「ホネクイハナムシ」

クジラがしんだら
江口絵理 文/かわさきしゅんいち 絵/藤原義弘 監修
童心社

についてもお話してくださいました。詳しくは、下記の音声配信で!

今回の絵本「クジラがしんだら」は、深海で暮らす「鯨骨生物群集」を描いた作品ですが、このテーマで書かれた絵本は、江口さんが「クジラがしんだら」を制作している間に、海外で一冊発売されているそうです。そちらも素敵な作品となっているとのこと。ただ、少し世界観が違うので、ぜひ多くの人に読んで欲しいとのお話から、すでに韓国語、台湾版が制作されているんだそうです。より世界の人に読んでもらうために英語版の制作も待たれるところですね!

生き物全般が好きという江口さん。写真絵本の「ゆらゆらチンアナゴ」や伝説のニホンザル「ベンツ」の一生を描いた「高崎山のベンツ」、そしてアマミホシゾラフグの写真絵本に、生き物の中には人間も含まれるという事で、とても面白い生き様をしている「仲本千津」産を描いた作品もあります。どれも児童書だけに、とっても読みやすく興味深い本になっているので、ぜひ手に取ってみてください。

今週は、プレゼントがあります!
童心社から発売されている絵本 江口絵理さんのサイン入り「クジラがしんだら」を1名の方にプレゼント!
ご希望の方は、メールでエントリーして下さい。
タイトルに「クジラ」と書いて、あなたのお名前、住所、連絡先を明記して、
keep@fmyokohama.jp まで! 応募の締め切りは8月31日日曜日。
当選者の発表は発送を以てかえさせていただきます。

童心社 「クジラがしんだら」
https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494015993
江口絵理さんのHP
https://erieguchi8.wixsite.com/eri-eguchi
江口絵理さんのSNS X
@Eguchi_Eri
https://x.com/eguchi_eri
江口絵理さんのInstagram
eri_eguchi7
https://www.instagram.com/eri_eguchi7/

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