
今週は、湘南の海を舞台にした「特例認定NPO法人 リビエラ未来創りプロジェクト」 に注目!
今夜も、「リビエラ逗子マリーナ」にお邪魔した様子をお届けします!
お話を伺うのは、リビエラ未来づくりプロジェクト理事長で株式会社リビエラリゾート専務取締役の渡邊 華子さんです!
世界をつなぐ海を舞台に、様々な活動をされている「リビエラグループ」。
大自然からの恩恵を、未来へとつないでいくために、2006年から「環境」「教育」「ウェルビーイング」を3つの軸としスタートしたのが「リビエラ未来創りプロジェクト」です。
2020年には、より地域の皆さんをはじめ、多くの方と共に活動を広げるために団体を設立し2024年からは、神奈川県から「特例認定NPO法人」として承認され、その活動の幅が広がってきています。
最終日の今夜は日本初となるマリーナ内での藻場再生のお話から。
これまで、様々な海を中心としたサステナブルなイベントを開催してきた渡邊さんたち。その中で耳にしてきた漁師の方々からの魚の減少や魚たちにとって大切な海藻・海草が無くなってしまう磯焼けの問題解決のために、海の森を育む「モバ再生」への挑戦を2022年からスタートさせています。
日本初となるマリーナ内で行われている藻場再生への取り組みは、地元の海で見つかった早熟カジメを使い、陸上養殖したカジメの苗をロープにつけ、マリーナ内の「藻場サイト」で育まれています。海に植える活動は、魚などの天敵との攻防で困難を極めましたが、4年目にしてついに自生したカジメの芽が発見され、海の生態系が循環し始めたことを示す、大きな一歩となっています。
そんな「藻場再生」は国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得したマリーナだからこそ。リビエラ逗子マリーナは、アジアのマリーナとして初めて2022年4月に国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得されています。これは、水質、環境教育、安全性など厳しい基準をクリアし、一度取得すれば終わりではなく、年々ハードルが上がる審査を乗り越え4年連続で認証されています。
これまでご紹介してきたように、数多くの持続可能な社会づくりの取り組みを実施していている「リビエラ未来創りプロジェクト」は、世界からも認められ、
2023年には、G20の公式イベント「G20メガ・ビーチ・クリーンアップ」の日本会場として、「LOVE OCEANプロジェクト」のビーチクリーンキャラバンが選ばれています。
神奈川県からスタートし、世界で次々とビーチクリーンが行われ、世界がつながる大きな波の起点となりました。会場には、国内外から多くの人が活動に参加し、環境保全だけでなく、地域経済の活性化にも貢献されています。
最後に渡邊様からは・・・
「続けるって本当に努力でしかないなと思っています。私たちはSDGsのためにやっているのではなく、企業自体がネイチャーポジティブでありたいと思っています。この地球環境や生物多様性などにも寄与できる企業でありたいと思っているので、私たちのできることは本当に少ししかないので、私たちだけではなくて多くの人たちと手を取り合いながらというところで今やっています。」と。
SDGs目標達成の2030年まであと5年を切ってきました。これまで多くの企業、自治体がSDGsへ賛同し活動を行ってきましたが、ここからが正念場。目標達成に向けてどれだけ実施してきたのか、本気度が試される時代に入ってきているのではないでしょうか。地球と共に暮らしやすい社会を目指し行動する大切さ。これからも「特例認定NPO法人 リビエラ未来創りプロジェクト」 には注目していきたいと思います。
夏休みの宿題におすすめ!
これまでご紹介してきたリビエラの取り組みを見学できる「SDGsマリーナ探検ツアー」が8月2日土曜日、22日金曜日に予定されています。
詳しくはサイトをご覧ください。
また、相模湾沿い13市町「湘南コースト」の環境と観光の両立を目指し、サステナブルツーリズムを実現していく「LOVE OCEAN プロジェクト」ビーチクリーンキャラバンのスケジュールも発表されています。11月22日土曜日、三浦市ビーチクリーンから始まり、来年1月17日土曜日逗子市でのビーチクリーンまで。詳しくはサイトをご覧ください。
特例認定NPO法人 リビエラ未来創りプロジェクト
https://www.riviera.co.jp/npo_mirai/index.html
Instagram リビエラ未来づくりプロジェクト riviera_sustainability
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リビエラグループ
https://www.riviera.co.jp/
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