
今週は、「自然共生型アウトドアパーク」に注目!
今夜もお話を伺うのは、株式会社フォレストアドベンチャー 経営企画部取締役 志村辰也さんと経営企画部 部長 マーケティングディレクターの原 由紀子さんです!
フランス発祥の自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー」。
国土の7割が森という日本には、2006年に、「フォレストアドベンチャー・フジ」がオープンし、現在は北海道から沖縄まで45もの森の中に施設があります。
どの施設も、森を森のまま活用し、森に自生する木々を利用して、木の上を渡り歩くなどのアスレチックが整備されています。
今夜は、自然共生型アウトドアパークとして自然の森を生かしたパーク作りについて。
「フォレストアドベンチャー」がパーク作りをする上で大切にしている事の一つは「「遊び」を通じた日本の森林課題の解決」。
フォレストアドベンチャーは、レジャー施設としての楽しさを提供するだけでなく、日本の森林が抱える「放置された人工林」の問題解決に貢献しています。事業として間伐や下草刈りなどの手入れを行うことで、森を健康な状態に保ち、土砂災害や山火事のリスクを減らす役割を担っています。そして、一度きりの開発ではなく、事業で得た収益を再び森林の維持管理に投資し、持続可能なサイクルを構築されています。Park-PFI(民間資金を活用した公園の整備・運営)という仕組みを使い、民間企業の力で地域の雇用や活性化を生み出しながら、継続的に森を守る仕組みを実現しています。
そして、もう一つ。大切にしてい事として、「徹底して環境負荷を最小限にする事」。
「森を森のまま活かす」をコンセプトに、大規模な開発を避け、既存の木々を最大限に活用。樹木医が木の健康状態を診断し、木を傷つけない特殊な工法を採用するほか、重機を極力使わず人の手でコースを設置するなど、自然環境への影響を徹底的に抑える工夫がされています。
「フォレストアドベンチャー」は、施設が撤退した後も、森として戻れるよう考えられた管理が行われています。
普段の生活から、森が遠くなってしまっている今。
国土の7割が森の日本に住む私たちは、もっと森の楽しさ、豊かさについて知る必要があるのかもしれませんね!
フォレストアドベンチャー
https://foret-aventure.jp/
forestadventure_official Instagram
https://www.instagram.com/forestadventure_official/
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