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新しいスタイルのカフェが誕生!  一般社団法人 ビーラインドプロジェクト 代表理事 浅見幸佑さん/MOONLOOP CAFEスタッフ 石上匠人さんと隅本真理さん③

今週は、新しいスタイルのカフェに注目!
スタジオにお迎えしたのは!「一般社団法人 ビーラインドプロジェクト」代表理事の浅見幸佑さんと、「MOONLOOP CAFE」スタッフ 石上匠人さんと、隅本真理さんです!!

一般社団法人「ビーラインドプロジェクト」は、2023年に大学の垣根を越えて立ち上げられた団体。「『見ても見なくても見えなくても楽しめる』を増やして、一緒にワクワクする世界へ」を理念に、視覚障害のある人もない人も楽しめるボードゲーム「グラマ」の開発やイベントの主催、研修の実施などを行っていらっしゃいます。

そんな皆さんが、今年1月に新たに立ち上げた事業が、東京杉並区に誕生した「MOONLOOP CAFE」。
毎週月曜日、17:30~22:00に営業するこのカフェでは、視覚に障害のあるスタッフと晴眼者のスタッフが一緒におもてなしするチャイ専門カフェ。視覚障害の文化なども体験してほしいと、様々な工夫が施されています。一番の特徴は、「視野の満ち欠け」と、月の満ち欠けをテーマに、その日、お店で提供されるチャイやスイーツの味が変化する事。視覚障害と言っても、その人それぞれ見え方が違います。そこで店長の視野の満ち欠けによって、チャイのミルクの量やスパイスが変わり、そのチャイに合ったデザートがご用意されています。

「MOONLOOP CAFE」が月曜日だけの開店というのは、実は「蜃気楼珈琲 カフェ&ロースタリー」という曜日替わりで店主が変わるシェアリングコーヒーショップを曲がりしているからなんですね。月曜日以外は、他のカフェがお店を開いているので、様々なタイプのカフェを楽しむ事ができます。

月曜日の「MOONLOOP CAFE」をオープンするにあたり、視覚に障害のあるスタッフがラウンジで給仕するため、お客さんが安心して過ごしてもらえる環境を作るために、昨年数カ月かけて協議と練習が行われ、テーブルのレイアウト、チャイの提供の仕方、さらに、メニューにも工夫がされています。

スタジオにもメニューをお持ちいただきましたが、点字でも記載されているメニュー。さらに晴眼者の方に向けて、点字を読み解くシートもあり、お得なサービスを受けられる点字を解読する問題もあったり、さらに点字機に触れることもできるとのこと。
点字表示があるメニューを用意している飲食店が少ないだけに、ぜひ「MOONLOOP CAFE」で点字の文化に触れてみてください。

詳しくは下記の音声配信をチェック!


「一般社団法人 ビーラインドプロジェクト」による「MOONLOOP CAFE」
場所 : 東京都杉並区久我山5-24-1(京王井の頭線 富士見ヶ丘駅から徒歩3分)
開店時間:毎週月曜日 17時30分〜22時(ラストオーダー 21時)
ご予約:可能
席数:12席
備考:事前にご連絡いただけましたら富士見ヶ丘駅にお迎えにあがります。また、地図では「蜃気楼珈琲」と検索すると出てきます。

一般社団法人 ビーラインドプロジェクト HP
https://blinedproject.org/
一般社団法人 ビーラインドプロジェクト Instagram
blined_project

MOONLOOP CAFE / スタッフの月の満ち欠けに合わせたチャイを提供するカフェ X
@moonloopcafe
https://x.com/moonloopcafe

ビーラインドプロジェクト / 視覚の状態に関わらず楽しめるボードゲームX
@BlinedProject
https://x.com/BlinedProject



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