
今週は循環する 描くお祈りKOLAMに注目!今夜もスタジオには、 関西を中心に活動されているコーラムアーティスト 山下奈緒さんをお迎え!
奈緒さんは、南インドでヨーガを学び、さらに、現地で習得した米粉で描くお祈りコーラムを広める活動をしていらっしゃいます。
昨日、短い時間でしたがコーラムの手ほどきをしてもらったDJ MITSUMIは、体験して自分のいろんな事が繋がった、整ったと語っていました。
奈緒さんが、コーラムの先生から教えてもらった言葉でとても気に入っているというのが「点がチャレンジで、線がソリューション、解決。コーラムを何度も描いていると自分と向き合っている時間を作っているのと同じなので、自分が抱えている問題すらも解決していきますよ」。 と。実際にこの数年で奈緒さん自身も体感し、人生が変わったそうです。
朝、その家の女性によって描かれたコーラムは、アート作品ではないのでその後は、そのまま次の日まで放置されます。なのでコーラムの上に犬が寝ていたり、バイクが走ったり、車がとまっていたりして、人々がその上を歩いたならば、多くの人が来てくれたのね、と嬉しい事となり、鳥が食べて薄くなっていくのは吉兆な事と言われているんだそうです。
インドでは、日が昇る前、ブラフマムフルタとは 早朝 3:30 から日の出まで、お祈りをする前に描かれるコーラム。伝統的なご家庭では日が沈んだ後にもコーラムを描く方もいらっしゃるそうですが、現代では皆、忙しくなってきたので、厳密にその時間に描くという方は減ってきているんだそうです。また、コーラムは、インド人の皆さんが額につけている「ビンディ」と同じで、その家の「ビンディ」でもあるんだそうです。
奈緒さんは、彫刻を学んでいた大学生時代から「循環」をテーマにされてきました。その「循環」をよりわかりやすく感じやすくしてくれるのがコーラムだとお話してくださいました。米粉で描かれたコーラムをついばみに鳥たちが集まり、その土地を豊かにしてくれる微生物や虫たちの餌ともなり、コーラムを描く人が増えれば増えるほど、その地域の環境が元気になっていくので、とても大切な事だと思っているとお話されていました。
現代社会の中で生活していると忘れてしまっている感覚が刺激されるコーラムだけに、奈緒さんのワークショップにはリピーターの方も多いんだそうです。机で描くより、実際に地面に描くと手の長さなどを使って線を引くことができるので、うまく書けるとのこと。そしてコーラムには失敗はないだけに、ぜひ一度体験してみてください!
コーラムアーティスト 奈緒さんのワークショップが、近々ここ神奈川県で開催されます!
4/5(土)
五大元素のコーラムを描くワークショップ(神奈川・葉山イヤシロヒュッテ)
4/6、5/24(日)全二回
コーラムから生まれる小さな循環の世界(神奈川・葉山イヤシロヒュッテ)
詳細・申し込みは、それぞれのリンクをご覧ください。
そして、奈緒さんが描く美しいコーラムは、下記のサイトからご覧いただけます。
コーラムアーティスト 山下奈緒さんのHP「 Mahā Śakti」
https://mahasakti-yoga.com/
Instagram Nao Mahā Śakti 🇯🇵 | 米粉で描くお祈りコーラム
https://www.instagram.com/ra__na/
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