
今週は、循環する 描くお祈りKOLAMに注目!今夜もスタジオには、 関西を中心に活動されているコーラムアーティスト 山下奈緒さんをお迎えしました!
美しい模様を描く「床絵」ともいわれる南インドの伝統文化コーラム。今夜は、DJ MITSUMIもチャレンジ!
美術大学で彫刻を学んでいた奈緒さんが米粉で描くコーラムは、どれも美しく、HPやInstagarmでの写真を見て、自分でも描いてみたいとワークショップに参加する方は全国各地から集まってくるんだそうです。絵心がないと難しいのでは・・という質問に、奈緒さんからは「大丈夫!」との嬉しい一言。
同じ模様を描くにも、その人によって出来上がりは違い、その人ならではの美しいコーラムとなるんだとか。
今夜ご用意いただいた米粉は、奈緒さんがご自宅で挽いたもの。コーラムが描きやすいように、少し粗目な粒々の感触が、手先を刺激して新しい感覚を目覚めさせてくれます。
スタジオでは、黒い画用紙を用意しましたが、本来コーラムは、玄関などの出入り口に描くため、描く場所を掃き掃除し水打ちをした所に描いていきます。
美しい模様はどこから描き始めるのか・・!
画用紙の真ん中に、点を置き、目印となる点をいくつか配置した後、線で繋ぎながら描くんです!途中で日本の漢字「米」のようになったりと、最終的に目指す模様とは違う世界がぐるぐると現れては消え、数学的な思考も使うなど、五感をフル活用しながら数分で描き上げます。一度描くと、次はこんな模様にチャレンジしたいと、ワークショップでは参加者の方からのリクエストにも応えてくれます。
短い時間ではありましたが、コーラムを体験したDJ MITSUMIからは、「集中して無になる」と!描きながらお祈りを唱えることもなく、マンダラ的な模様に集中することで、リフレッシュできたようです。
インドで博士号を持つ奈緒さんのコーラムの先生は、コーラムセラピーを考案し論文を発表、インドで自閉症のお子さんや精神的に問題を抱えた人たちに向けたコーラムセラピーをされているそうです。
詳しくは下記の音声配信をチェック!
描き方は奈緒さんのHPにも掲載されていますが、ぜひ一度、コーラムの歴史や自然界での循環についてなどのお話も合わせてワークショップで体験してみてください。
神奈川県で開催されるワークショップ
4/5(土)
五大元素のコーラムを描くワークショップ(神奈川・葉山イヤシロヒュッテ)
4/6、5/24(日)全二回
コーラムから生まれる小さな循環の世界(神奈川・葉山イヤシロヒュッテ)
詳細・申し込みは、それぞれのリンクをご覧ください。
コーラムアーティスト 山下奈緒さんのHP「 Mahā Śakti」
https://mahasakti-yoga.com/
Instagram Nao Mahā Śakti 🇯🇵 | 米粉で描くお祈りコーラム
https://www.instagram.com/ra__na/
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