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「子どもの、子どもによる、子どものためのおゆずり会」に注目! ①「認定NPO法人 あっとほーむ」代表理事 小栗ショウコさん&4年生プロジェクトメンバー

今週は、3月30日日曜日に開催される「子どもの、子どもによる、子どものためのおゆずり会」に注目!
スタジオにお迎えしたのは、「認定NPO法人あっとほーむ」代表理事 小栗ショウコさんと4年生プロジェクトチームメンバーのあすかちゃん、なつきちゃん、しゅんたろうくんです!

「認定NPO法人あっとほーむ」は、横浜市都筑区で一軒家を借りて運営している団体。保育事業、講演やセミナーなどを担う働く女性支援事業、同じような活動をしたい人向けの起業講座をされています。
横浜市都筑区は転入者が多く、近くに親戚や友達など頼れる人がいない人が多く住んでいる地域。実家のように子育てを支援してくれるところがあれば、仕事も子育ても両方楽しめるんじゃないかと思い、代表の小栗さんが26年前に始めた事業です。
保育事業では、医療や介護などシフト勤務で働く人たち向けに保育園へのお迎え付き夜間保育と、今日ご紹介する小学生たちが来ている横浜市放課後児童クラブを運営されています。

今回番組が注目した「子どもの、子どもによる、子どものためのおゆずり会」は、子どもの意見を神奈川県の施策に直接反映させるため、子ども・若者が提案者となる「神奈川県子ども・若者みらい提案実現プロジェクト」に提案したもの。「自分たちで企画してみたい!」と4年生5人が会議を進めて考え出し「神奈川県子ども・若者みらい提案実現プロジェクト」、書類審査を通過し、神奈川県知事の前でプレゼンテーションを行い、見事優秀賞を受賞。メンバーから4年生のうちに実現したいという意思を尊重し、今年度最後の日曜日3月30日に、横浜市営地下鉄「センター北」にある 「ノースポート・モール」地下1階 の「のすぽぱーく」で『おゆずり会』を実施することとなりました。

今夜、スタジオでは、子どもたちからこの企画をご紹介いただきました。
(その様子は、下記の音声配信でぜひ聞いてください!)

プロジェクトの始めは、ごみが多くて海や川が汚れていくのが心配という思いから。どうしたらゴミを減らす事ができるのかを考え、「子どもの、子どもによる、子どものためのおゆずり会」へと発展していきました。
小学生になると鉛筆、筆箱、ノートに書写セットや絵具セット、リコーダーと購入しなくてはならないものがたくさんあります。知り合いがいればおさがりを譲ってもらったりできますが、知り合いがいない場合や、他県や海外から転向してくる場合には、譲ってもらう事ができず、全て購入しなくてはなりません。各家庭への負担も大きく、1年~2年もすれば使わなくなるものもあるため、ごみになることも問題だとメンバーは考えました。
そこで、4年生メンバーは、使わなくなったものを自分よりも低学年の子どもたちにゆずる会を考案。大人が中心となって行われる「おゆずり会」はありますが、子どもたちがこだわったのは、「子どもの、子どもによる、子どもたちのためのおゆずり会」。
さらに、海外から転入してきて日本の学校がわからないという不安にも、応えられるものになったらと、地域と各家庭をつなぐ場所にもなって欲しいという思いも込められています。

この手の企画となると大人が誘導して・・という事もありますが、小栗さんが代表を務める
「あっとほーむ」では、やりたい子どもたちが参加するが基本。普段の様子から「やりきる力」を持っていると信頼しているので、近所にいるお姉さんのような存在として、子どもたちを見守り、プロジェクトを応援されています。

では、実際にどんなものを譲ることができるのかなど、詳しくは、明日から詳しく伺っていきます! お楽しみに!

認定NPO法人あっとほーむ 『子どもの、子どもによる、子どものためのおゆずり会』
https://www.npoathome.com/oyuzurikai

認定NPO法人あっとほーむ
https://www.npoathome.com/

認定NPO法人あっとほーむ Instagram
https://www.instagram.com/npoathome/

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