
今週は、オーガニックな食材に注目!
今夜もこの方をスタジオにお迎えしました。今年で創業100年を迎える「アルファフードスタッフ株式会社」代表取締役社長 浅井紀洋さんです!
「アルファフードスタッフ株式会社」は、1925年 名古屋で砂糖問屋として創業。食品の輸入、製造、卸の業務を行い、世界12カ国の生産者から直接オーガニック食材を輸入され、有機JAS認証を取得している自社工場でリパック。さらには、オーガニック素材を使ったお菓子作りなどの支援、JAS認証取得の提案などもされています。
「アルファフードスタッフ」が取り扱うオーガニック食材は、「ビオセボン・ジャポン 」をはじめ、「成城石井」、「カルディ」をはじめ、こだわりのパン屋さんやお菓子屋さんでも使用されています。
また、「生おからクッキー」をはじめとするオリジナルのオーガニックお菓子ブランド「Biokashi」は、現在12種類に増えています。
今夜は、念願の商品「有機のやさしいたまごボーロ」について!
子どものお菓子代表ともいえる「たまごボーロ」。
代表の浅井さんは、毎年世界のオーガニック菓子をリサーチしている中で、オーガニック食材として多いのが、ベビーフードだという事に気づき、赤ちゃんのお菓子代表「たまごボーロ」をオーガニックで作りたいと、名古屋の「たまごボーロ」メーカー「岩本製菓」と協働し、苦節5年、「有機のやさしいたまごボーロ」が完成!
有機たまごボーロ作るうえで、難関となったのが、「有機片栗粉」。たまごボーロの6割はサクサク感を作っている片栗粉なんですが、この「有機片栗粉」を作っている工場はなんと国内に1軒! さらに、有機片栗粉を作るのが、1日/365日のみ!! そのため、製造される「有機片栗粉」は、販売先がすでに決まってしまっているという状況でした。片栗粉製造メーカーからは、原料となる有機じゃがいもを、有機片栗粉を作る日に合わせて持ち込んでくれたら、その分は販売できるとのご提案があったんだそうです。
そこで、浅井さんたちは、2020年の2月に北海道の有機野菜を作る農家を訪ね、オーガニックに転換したものの、農作物は自然由来なため、約20%は流通に乗らない規格外の物が出てしまう事を知ります。また規格外野菜は、仮に加工しても加工費が割高でオーガニックとして展開出来ず、結局廃棄されてしまう事が大きな課題と感じ、流通出来ない有機じゃがいもを原料に有機片栗粉を作りたいと考え始めたんだそうです。
それから時間をかけ、有機じゃがいも農家を一軒一軒訪ね、規格外の有機じゃがいもを買い取り、工場までの運搬も手配し、10トンのじゃがいもからできる片栗粉はたったの1.2トン。取引する農家を徐々に増やし、ようやく「有機たまごボーロ」に取り掛かり、今年の春の販売を予定しています。
浅井さんたちの「Biokashi」が手がける「有機のやさしいたまごボーロ」の材料は、たったの3つ!
規格外の有機じゃかいもから作る「北海道産有機馬鈴薯うでんぷん」(片栗粉)、優しい環境で育ったニワトリが産む貴重な国産「有機たまご」。そして、たまごボーロの優しい甘さと形づくりのために選ばれたのが「有機米飴」のみ! 浅井さんたちのこだわり、食に対する想いは、下記の音声配信をチェック!
アルファフードスタッフが手がけるオーガニックお菓子「Biokashi」についてはHPをチェックしてみてください。
アルファフードスタッフ株式会社
https://www.alpha-food.co.jp/
Biokashi ビオカシ Instagram
biokashi_organic
https://www.instagram.com/biokashi_organic/
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