
今週は、海と私たちの未来に注目!
スタジオには、この方をお迎えしました。
「サラヤ株式会社」取締役で、「一般社団法人ブルーオーシャン・イニシアチブ」代表理事の代島裕世さんです!!
代島さんと、DJミツミは、かつてお昼の生放送番組で、「サラヤ株式会社」が取り組む「ボルネオ環境保全プロジェクト」についてお話を伺ったことがありました。
そんな代島さんは、今は海の環境保全活動に取り組んでいらっしゃいます。
代島さんが代表理事を務める「一般社団法人ブルーオーシャン・イニシアチブ」は、4月13日に開幕する「2025大阪・関西万博」で、「NPO法人ZERI JAPAN」が出展する企業パビリオン「Blue Ocean Dome」の運営に深く関わっています。
「NPO法人ZERI JAPAN」の「ZERI」「Zero Emission Research and Initiative」の略。資源とエネルギーを循環再利用し、廃棄物を0に近づける「ゼロ・エミッション構想」を出発点として、日本における環境教育の啓発と実践、産業クラスター(連環)の構築、会員企業への情報提供や技術指導などを行い、循環型社会を実現するために2001年に設立されたNPO法人です。
代島さんからは、「社会課題を見つけるのは非営利団体が得意なんですね。ただそれを解決する時に、どうしても資金調達がが必要になる。それが一般的なチャリティで寄付で募っていても、なかなか大きなことができない。で、今の政策停滞も含めて、やはり社会課題を早く大きなスケールでやるためには、NPOと企業、非営利と営利が一緒になってビジネスを通じて社会課題を解決しようっていうのが「サラヤ」のやり方なので。なので、「サラヤ株式会社」という企業もありますが、「NPO法人ZERI JAPAN」も立ち上げから支援しています。そのZERIが目指す廃棄物や温室効果ガスなどの排出を限りなくゼロにする取り組み「Zero Emission」と「海」には大きな関わりがあります。そこで、海の課題解決に「NPO法人ZERI JAPAN」をプラットフォームにし、 「一般社団法人ブルーオーシャンイニシアチブ」では、NPO、民間企業、大学や公的研究機関、それから自治体、場合によっては金融パートナー、そんな人たちが集まって海の課題解決を一緒にやっていこうと、もう80団体を超える団体が加盟していて、実際にかなり本格的に一生懸命やりながら、海の課題解決に取り組んでます。」
代島さんは、洗剤などのもととなるパーム油の生産で、ボルネオの環境が破壊されていくのを目の当たりにし、そこに住むオラウータンやゾウ達が住みやすい環境にに戻すための活動をされています。一度破壊されてしまった自然環境は、簡単には元に戻りません。その活動と同じく、海洋プラスチックごみについても、海はそんなに許容力があるわけじゃなくもう限界が近づいてきていると、やっと人間は気が付き始めたと、お話されていました。ギリギリのところまで来てしまっている海の環境問題。
母なる海を失うとですね、もう後戻りできない。その問題提起を、海に囲まれた「2025大阪・関西万博」で世界に向けて発信するのが、パビリオン「BLUE OCEAN DOME」とのこと。詳しい展示内容については、また明日伺っていきます!
海の現状、「サラヤ株式会社」が取り組んできたボルネオでの活動について詳しくは下記の音声配信をチェック!
一般社団法人ブルーオーシャン・イニシアチブ
https://blueocean-initiative.or.jp/
サラヤ株式会社
https://www.saraya.com/
ZERI JAPAN[特定非営利活動法人ゼリ・ジャパン]
https://www.zeri.jp/
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