
今週は、集英社インターナショナルから出版されている本「日帰りで登れる温泉百名山」に注目!
スタジオにお迎えしたのは、日本旅のペンクラブ代表会員で温泉紀行ライターの飯出敏夫さんです!!
飯出さんは、2017年に日本百名山を踏破。そして温泉達人会代表ということもあり、さらなる「温泉百名山」の選定登山を目指されて、4年の年月をかけて、2021年秋に完登されています。
そんな飯出さんの最新作が、「日帰りで登れる温泉百名山」。
こちら、多くの読者からの声にこたえて、初心者・高齢者でも登山口から日帰りで登れる山と下山後に必ず楽しめる温泉をセットにしてご紹介されいます。前回の著書「温泉百名山」の時には、約4年かけて取材登山をされていましたが、今回は、ご自身の体調のことも考慮して、短い時間での選定登山を決行。冬山登山はされない飯出さんは、1か月10座登れば締め切りに間に合うと、2023年の4月、九州から登り始め、悪天候で登山を断念することもある中、約11ヵ月で105座(23年92座、24年13座)に登られています。そのため、家にはほとんどいらっしゃらなかったとか。
最初に登ったのは、2023年4月9日日曜日に開催された大分県での「べっぷ鶴見岳一気登山」。こちらは、海抜0mの海岸から、1375mの鶴見岳山頂までを幹線道路を通らずに登っていく登山大会!実際に登ってみて、初心者には難しいと思い、今回の本への掲載を断念されたとのこと。その代わりに、別府の人にとってはふるさとの山で「扇山」と呼び名でも愛されている「大平山と明礬温泉」をご紹介されています。
今回、飯出さんが大切にされていたのが、その土地の方にとってシンボル的存在の「ふるさとの山」。地元の方が親しみを込めて呼んでいる名前も書き記されています。
DJミツミからの「飯出さんにとってふるさとの山は?」という質問に、今回は、本でもご紹介していると教えてくれたのが、群馬県の「烏帽子岳と浜平温泉」。飯出さんは、2歳から中学を卒業するまで埼玉、長野と県境を接する上野村で過ごされました。V字谷に暮らしていた飯出少年は、中学時代に山好きの美術教師に引率されて初登山したのが、「烏帽子岳」。その山頂から見た広大な関東平野と雄大な浅間山を見て、世界の広さを実感した瞬間だったとお話されていました。
飯出さんの著書、今回の「日帰りで登れる温泉百名山」はもちろん「温泉百名山」では、山の標高やコースタイム、登山の難易度から始まり、温泉の泉質や源泉温度に、宿までのアクセス、電話番号までも記載されています。
ぜひ、飯出さんの愛が詰まった「日帰りで登れる温泉百名山」を広げながら、日本ならではの登山と温泉を味わってみてください。
登山と温泉をこよなく愛する飯出さんとDJミツミとの対談は、下記の音声配信をチェック!
OAではご紹介しきれなかった登山話をたっぷり聞くことができます。
そんな飯出さんに会えるチャンスが、今週末にあります!
「日帰りで登れる 温泉百名山」出版記念コラボイベント ~富山の名山・名湯を訪ねて~
【イベント概要】
日 時 2025年1月31日(金)18:00~19:30
場 所 日本橋とやま館トヤマバー
定 員 40名(立食形式)
参加費 3,000円(税込)
『温泉百名山』と『日帰りで登れる 温泉百名山』で取り上げた富山の名山と温泉の魅力を、著者の温泉達人がスライドともに解説。そして湯友のカリスマ温泉ソムリエ板倉あつしさんによる食の宝庫・富山の魅力についての対談も!
ドリンク:お酒(純米吟醸 剱岳、宇奈月ビール(トロッコ))・ソフトドリンク(Sora to Momo 空と桃・富山の名水)
おつまみ:ます寿し2種(関野屋・竹勘)・昆布締め(カジキマグロ)・ホタルイカ沖漬け・小巻赤巻かまぼこ・小巻昆布巻など
【お申込み方法、イベント詳細はこちらをご覧ください】
https://toyamakan.jp/?p=16457
温泉達人 飯出敏夫が全国の温泉を取材した中から厳選した温泉コレクションサイト。
温泉達人コレクション「温コレ」
http://onsen-c.com/
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