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地球とつながるYAMAPの「流域地図」に注目! YAMAP戦略推進部 松山麻理さん①


今週は、2024年度グッドデザイン金賞を受賞した、地球とつながるYAMAPの「流域地図」に注目!詳しくはこの方に伺いました。YAMAP戦略推進部 松山麻理さんです! 

「YAMAP」といえば登山をする方なら愛用されている方も多いと思います!電波が届かない山の中でも、スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかる、登山を楽しく安全にするアプリです。山行の軌跡や写真を活動記録として残したり、山の情報収集に活用したり、全国の登山好きと交流したりすることもできる、日本最大級の登山・アウトドアプラットフォームとなっています。2024年11月現在、累計470万ダウンロードを突破されています。

ⒸYAMAP


また、YAMAPでは「地球とつながるよろこび。」をパーパスとして掲げ、自然経験を通して五感を磨き、いのちの全体性や世界とのつながりを感じながら、この地球で生き、遊び、愛し、学び、助け合い、仕事をする。人類が幸せに暮らすことと、山を含めた地球環境が豊かになることをつなげていく事業を具体化し、多くの人々へ届けていらっしゃいます。例えば、YAMAPスタッフが本当にいいと思えるものだけを扱う、登山・アウトドアのセレクトショップや、アウトドアから日常生活までを広範囲に補償する保険など。さらには、自治体・企業向けのサービスまで、多岐にわたります。
そんなYAMAPが今年5月に発表したのが、「YAMAP 流域地図」。
日本全国の流域を網羅した3Dデジタルの「YAMAP 流域地図」。
流域地図とは、私たちが暮らす場所を人間が作った行政区分ではなく、水の流れを基礎とした雨粒の流れ“流域”で表現した地図です。山・川・街・海を含めた大地の広がりである流域を、3Dの地図上で視覚化し、流域全体で治水対策を行うなど防災減災での活用も想定し、今年6月には、流域を単位とした洪水浸水、土砂災害に関するデジタルハザードマップの表示できるようになっています。

ⒸYAMAP

あなたの今いる場所を中心に、3Dの地図が立ち上がり、川を中心とした黄色い縁取りが出てきます。これは日本全国、あらゆる川の流域がくまなく表示されていますが、一つの流域をタップすると、さらに小さく地図がくくられていき、小さな雨水の流れを作っている地域が一目でわかります。またハザードマップをタップしてみると、黄色や水色、ピンクに赤と、様々なハザードマップを重ねてみることができます。
『流域』とは、降った雨が川などに集まる、大地の範囲・領域のことで、自然の地形に沿って区分けすることができます。一粒の雨が降った後、どこの川へと流れつくのか、その水の流れが分かれるところを分水界といいますが、その地点が山の尾根であり、流域を考えた時に山と海が繋がる一つの生命研ととらえて流域地図を作製されました。
また、ハザードマップについては、各自治体が公開している地図を見たことがあるかとも多いと思いますが、行政区分で切れてしまっています。しかし、この流域地図では流域単位で見ることができるため、上流の豪雨が今いる自分の地域に影響があるのかを知ることができ、3Dになっていることで、土地の高さによって浸水のしやすさや、土砂災害の危険などを直観的に知ることができます。

ⒸYAMAP


ぜひ、みなさんも一度、「YAMAP 流域地図」を覗いてみてください。

YAMAP 流域地図:
https://watershed-maps.yamap.com/maps

登山アプリYAMAP 
https://yamap.com/

株式会社ヤマップ
https://corporate.yamap.co.jp/

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