
今週は、「海の豊かさを守ろう」をテーマに編集されたビジュアルブック「あおいほしのあおいうみ」に注目!
詳しくは、この方に伺っています!「一般社団法人 Think the Earth」理事の上田壮一さんです!!
先月、発売されたSDGs14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマに編集されたビジュアルブック『あおいほしのあおいうみ』。
感覚や感性を刺激し、好奇心に火をつけ、学びの意欲をもってもらうことを大切に、オールカラーで、イラストもたくさん描かれていて、まるで絵本を読むように、海への好奇心を育む本となっています。
今夜は、私たちの暮らしと海についてのお話から。
7章の加藤休ミさんの素敵なイラストによる「海の宝探しチャレンジ! いつもの食卓に海を探しに行こう」から。お弁当の中の「海」がみえるかな?と、鮭弁、おでん、あんみつ、コロッケ、うどん・・さらには、私たちの体の中にもあるよ!と、問いかけてくれています。
そして、日本の海を守る活動について取り上げているのが、上田さんたちも実際に訪れて取材してきた長崎県対馬市。
縄文時代から大陸との中継地点として利用されてきた対馬。地理的な位置もあり、いまだに美しい自然・文化が残る場所として貴重な場所です。カヤックで海に漕ぎ出すと、そこに広がる風景は、丸太船で大陸を目指した縄文人と同じ風景を見ることができ、海から山が繋がり、こんな風景が今の日本に残っていたのかと、美しい写真で伝えてくれています。そんな対馬は、現在日本でいちばん海洋ごみが多い島になってしまっています。その量、1年間でなんと30000~40000㎥!!!! 毎年国からの補助金を合わせて2億8000万円ほどかけてごみの回収をしていますが、実際に回収できる量は全体の1/5ほど。回収や調査費用などに莫大なお金がかかっています。また、海洋ごみによる環境への影響、地球温暖化による海の変化によっていろいろな問題が起こっています。
そこで、その問題に向き合って活動している人々のインタビューが紹介されています。
上田さん曰く、この本「あおいほしのあおいうみ」は、SDGs for Schoolの活動として、学校での学びの場でも使ってもらえるように100校に40冊が寄贈されていますが、この本で学んでくれた学生が、さらに学びを深めるために修学旅行で対馬に行ってもらえたらと話していました。
子どもから大人まで、好奇心をくすぐってくれるSDGs14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマに編集されたビジュアルブック『あおいほしのあおいうみ』。リビングに置いておきたい一冊です。
Think the Earth
『あおいほしのあおいうみ』
https://www.thinktheearth.net/sdgs/blue-ocean-book/
Think the Earth
https://www.thinktheearth.net/jp/
Instagram
https://www.instagram.com/thinktheearth/?hl=ja
X
https://x.com/thinktheearth
☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください!