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子どもが地震に強くなる「こどもユレタキャラバン」に注目!特定非営利活動法人 減災教育普及協会 理事長 江夏猛史さん①

今月、9月は防災月間でした。
今年1月1日の能登半島地震をはじめ、8月8日、宮崎県での最大震度6弱、
ここ神奈川県でも震度5弱を観測する地震が発生しています。

そこで、今週は、危険を知り、揺れを体感し、危険から逃げる方法を知ることができる
こどもが地震に強くなる「こどもユレタキャラバン」に注目!
スタジオにお迎えしたのは、「特定非営利活動法人 減災教育普及協会」 理事長 江夏猛史さんです!

Ⓒ減災教育普及協会

収録の前に、DJミツミが実際に「こどもユレタキャラバン」を体験!まずは、どこでも地震体験マット「YURETA(ユレタ)」を使っての震度6弱の揺れを・・。東日本大震災発災時にスタジオで震度5強を体験したミツミでも、あまりの大きな揺れに何もすることができませんでした。
江夏さん曰く、「あの時が震度5強だとすれば、6弱だともう1段階上ですよね。本当はここで予想されてる地震の震度は、もっと大きな地震が予想されているので、本当はそれを体感して練習して、本番に備えるべきだとは思うんですけど、今日初めてだったので無理しちゃいけないなと、手加減してさせて頂いたんですけど、それでもすごかったでしょう?」と。
体験したミツミは、人が揺らした疑似地震であっても、揺れた感覚が、体のの中に残っていました。思わず、ミツミの口からも多くの人に体験して欲しいと言葉が出ましたが、この「こどもユレタキャラバン」は、どのようにして誕生したのでしょうか?
「減災教育普及協会」では、全国各地で学校の先生や幼稚園保育所の先生など、子どもたちに防災教育を教えている側の人たちを対象に地震での被害を減らすための講座を数多く実施されてきました。訪れた先々では、正しく揺れから身を守る対策・行動がとれていない現場がたいへん多く、このままでは教えている人たちが加害者になってしまうため、地震から自分の身を守れる知識を正しく教えられる先生たちを増やそうと全国各地で何万人もの先生たちとともに勉強会をされされていきました。

Ⓒ減災教育普及協会


先生たち向けの勉強会では、座学などもされていますが、中でも先生たちの心に残った部分が、今回、ミツミが体験したマットを使用しての「揺らされた」という地震体験でした。この言葉を聞いて、防災教育をしている先生たちの体験が足りず、情報ばかりが先行してしまっていることに危機感を感じ、さらに南海トラフ地震など情報が飛び交う中、実際に子どもたちに正しい防災教育が行き届くまでには時間が足りないという想いから、先生たちとの勉強会の中から、子供たち用にカスタマイズして、その地域で本気で子どもたちを守りたい方たちが中心になって、子どもたちを鍛えていけるプログラムを開発することになったんだそうです。

江夏さんからは、何年たっても学校などの防災教育は変わっていない、子どもたちに教育するために国家資格を取得する中で、防災教育は入っていない・・など原因についてお話いただきました。詳しくは、下記の音声配信をチェック!

子どもたちが地震に強くなれる「こどもユレタキャラバン」。全国各地で無償で開催されています。詳しくは「減災教育普及協会」または、「こどもユレタキャラバン」のHPをご覧ください。


さらに、本日、減災教育普及協会から、正しい避難訓練に使える、幼児向け減災紙芝居「がたぐら」が誕生しました!

Ⓒ減災教育普及協会


地震をどう教えればいいの?子どもたちが実際に動けるようにするためにはどうしたらいいの? そんな疑問も解決できる紙芝居になっています。
幼児向け減災紙芝居「がたぐら」については、こちらをチェック!。

NPO法人 減災教育普及協会
https://gensai.or.jp/
こどもユレタキャラバン
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