
明日8月20日火曜から、横浜アリーナを会場に「第41回ダイハツジャパンオープン2024バドミントン選手権大会」が開催されます!そこで、今週は、バトミントンとサステナブルをテーマに、この方にお話を伺っていきます!
日本バドミントン協会理事で、一般社団法人 SDGs in Sports 代表理事、そして! 元競泳日本代表としてアトランタオリンピックでもご活躍された井本 直歩子さんです!
日本バドミントン協会では、今年から団体のパーパス・ビジョンを見直し、バドミントンをしている子どもたちや大人たちが共に持続可能な社会をめざし活動できるよう、大会運営や、普段の練習から働きかけています。
バドミントンは、ガチョウの羽を使ったシャトルを使用し、自然環境の恩恵を受けているスポーツの一つです。また、バドミントンをプレイする上でも、室内競技とはいえ多くの二酸化炭素を排出しています。気候変動が進む中、私たちの暮らしは全てサステナブルにしていく必要がありますが、バドミントンは熱狂的な求心力を持つだけに、その力を持続可能な社会づくりにも生かせるのではないかと井本さんはお話されていました。
今年5月に埼玉のサイデンアリーナで開催された「日本ランキングサーキット」では、ごみの分別に関する啓発活動がおこなれました。普段の生活では地域ごとにごみの分別回収が行われていますが、一歩街に出るとごみの分別の数はぐっと少なくなります。これまでの大会会場では、使い捨てのレジ袋の中に、ごみを一つにまとめて捨てるという姿がよくみられました。そこで、すべてのごみは資源循環できる、スポーツの大会から大量のごみを発生させないというマインドセットにしていくために、日本バドミントン協会では、この大会でごみを6つに分類する「ごみステーション開発による啓発活動」を実施。食べ残し・飲み残し、ペットボトル、使い捨てプラ、缶・びん、きれいな紙類、資源化できない可燃物にしっかりと分けてもらうよう声がけも行われました。
実際には、動線の工夫によりごみの分別に協力する観客も多く、大人よりも子どもたちが積極的に行動してくれたそうです。今後は、使い捨てプラスチック削減を徹底させ、特に全国のバドミントンをしている子どもたちにしっかりと守ってもらえるようにしていきたい、さらに、できるならば体育館への再生可能エネルギー導入や断熱改修などにも日本バドミントン協会から積極的に行っていけたらとも井本さんはお話されていました。
明日から横浜アリーナを会場に開催される「第41回ダイハツジャパンオープン2024バドミントン選手権大会」では、オリンピック後の大会となるだけに、一流のアスリートも出場されるので迫力ある試合をぜひ体感してみてください。さらに、今回大会では、8/20(火)~8/23(金)は、高校生以下のみなさんは、無料でご観戦いただけます。ご来場の際には学生証を忘れずに。
詳しくは、「第41回ダイハツジャパンオープン2024バドミントン選手権大会」のHPをご覧ください。
公益財団法人日本バドミントン協会
https://www.badminton.or.jp/
一般社団法人SDGs in SPORTs
https://sports-sdgs.org/
井本直歩子さん X
https://x.com/naokoimo
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