Keep Green & Blue - Fm yokohama 84.7

「子どもを守る愛の火災予防」に注目! 一般社団法人 火災予防のONELOVE 神奈川エリア担当 柳田広太さん③

今週は、「子どもを守る愛の火災予防」に注目!
スタジオにお迎えしたのは、「一般社団法人 火災予防のONELOVE」神奈川エリア担当 柳田広太さんです!

「一般社団法人 火災予防のONELOVE」は、柳田さんのように現役の消防士30名の方が集り、2023年2月から活動スタートし、9月に任意団体を設立されました。
そのエリアは北から南と、代表がいらっしゃる山形県を初め、神奈川、青森、秋田、新潟、茨城、岐阜、千葉、東京、長野、石川、静岡、和歌山、滋賀、広島、福岡、長崎、沖縄と全部で18県にメンバーがおり、現役の消防士という立場で、お忙しい業務の中、プライベートの時間を使って、なぜ火災予防が必要なのか、そして消防士が間に合わないときの生命の守り方を伝えたいという想いで活動をされています。

今夜は各地で行われている講座の内容について伺いました。
「一般社団法人 火災予防のONELOVE」では、幼稚園・保育園をはじめ、小学校、中学校、高校生向け、さらに企業向けの講座も実施されています。

Ⓒ火災予防のONE LOVE


例えば、幼児と保護者向けの講座では、外出先で火災にあった時の避難についてでは、施設に設置してある避難誘導の白と緑のマークの違いについて。白いマークの矢印を辿って行くと最後に緑の避難口にたどり着けることを学び、実際に歩いてみたりするんだそうです。

 (一社)火災予防のONE LOVE Instagram  より「非常口の種類」

また、火災警報器の点検の仕方については、いざという時に作動しないことが無いよう、実際に触ってもらい、どんな音が出るのかも体験してもらいます。
さらに自分が来ている服に火がついてしまった時の対処法などもお話されているんだそうです。自宅での料理中に袖口が日に触れて着衣着火してしまうはもろちん、今のシーズンでは、バーベキューをする機会などでは、火おこしをする時にダボついた衣類やナイロン製の服を着ていたりすると、思わぬところから服に火が移ってしまう事があります。
この着衣着火は、昨年2023年は全国で97件発生していました。
もしも、着衣着火してしまった時には、近くに水があれば、服に水をかけて消します。しかし、水が近くにない場合には、「ストップ (止まる) ・ドロップ (倒れる)・ロール(転がる)」を行います。この「ストップ、ドロップ&ロール」は、アメリカでは幼いころからの防災教育で行われているそうです。

 (一社)火災予防のONE LOVE Instagram  より「服に火が付いたらどうする」

横須賀市 消防局「着衣着火」について。

「火災予防のONELOVE」では、子どもたちと実際に体を動かしながら、楽しく教えてくれます。詳しくは、「一般社団法人 火災予防のONELOVE」のHPからお問い合わせください。

Ⓒ火災予防のONE LOVE

☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください!

番組への感想もお待ちしています。
メールアドレスはこちら。
X(旧Twitter)では #847keep で感想をツイートしてくださいね。
 

top