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「子どもを守る愛の火災予防」に注目! 一般社団法人 火災予防のONELOVE 神奈川エリア担当 柳田広太さん②

今週は、「子どもを守る愛の火災予防」に注目!
スタジオにお迎えしたのは、
「一般社団法人 火災予防のONELOVE」神奈川エリア担当 柳田広太さんです!

「一般社団法人 火災予防のONELOVE」は、柳田さんのように現役の消防士30名の方が集まって、2023年2月から活動スタートし、9月に任意団体を設立されました。
そのエリアは北から南と、代表がいらっしゃる山形県を初め、神奈川、青森、秋田、新潟、茨城、岐阜、千葉、東京、長野、石川、静岡、和歌山、滋賀、広島、福岡、長崎、沖縄と全部で18県にメンバーがおり、現役の消防士という立場で、お忙しい業務の中、プライベートの時間を使って、なぜ火災予防が必要なのか、そして消防士が間に合わないときの生命の守り方を伝えたいという想いで活動をされています。

現在火災は、どのくらい起こっているのか、柳田さんに伺いました。

※総務省消防庁の発表によると、
令和5年(1~12月)における火災の概要
総出火件数は38,659件。これは、平均すると 1 日当たり約106 件、およそ14分ごとに1件の
火災が発生したことになります。
火災種別での内訳は、建物火災が20,968件、林野火災が1,290件、車両火災が3,523件、
船舶火災が58件、航空機火災が1件、その他火災が12,819件となっています。

これは全て全焼したというものばかりではないのですが、火災現場はどんな様子なのか、伺うと・・消防士になって12年、現場歴7年の柳田さん曰く、車両火災などでは、車ってこんなに簡単に燃えてしまうのかというほど、ボディのベース以外は、燃え落ちてしまうんだそうです。器具のトラブルでの火災は少なく、車内で制汗スプレーを使った後に、ちょっと一服・・とタバコに火をつけたとたんに爆発した・・などの例もあったとか。
また、最近注意して欲しいと話していたリチウムイオン電池を使っているスマホやバッテリーを高温になっている車の中に置いたままにしたため、発火して・・ということもあるんだそうです。ただ、建物火災などで亡くなる方も後を絶たず、大切なものを取りに戻ってしまったために命を落としてしまう人も。火災が起きてから消防車が到着するまでの間に、火が大きくなり、5年前の2019年 京都アニメーション火災では、約400人の消防隊員が現場に駆け付けたにもかかわらず、36人もの尊い命を亡くなりました。火災が起きてからでは間に合わない命が多すぎると、消防隊員が到着するまでの間に何かできることがあるのではないかと、消防士の皆さんは、火災予防についての啓蒙活動をされています。

もし火災が起こったら、どうするのか。どこへ逃げるのか、どのルートが安全なのかなど、事前に考えておくことも大切です。柳田さんは、常に避難するルートを何パターンか考えながら行動されているそうです。
 一人でも多くの子どもたちが、火災に巻き込まれないよう、そして、もしも、自宅はもちろん、外出先で、火災にあってしまった時に役立つ、自分の身を守れる知識をつけておきたいですよね。明日は、火災予防の講座でのお話を伺います!


「火災予防のONE LOVE」では、出前授業をしてくれます。
お問い合わせは、下記のHPから。

一般社団法人 火災予防のONE LOVE
https://www.kasaiyobou-one-love.com/

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Ⓒ火災予防のONE-LOVE



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