
今週は、日本の森に注目!
スタジオにお迎えしたのは、可能性に満ち溢れた日本の森から「森林業」で地域を盛り上げる「株式会社モリアゲ」代表の長野麻子さんです!
国土の7割が森の日本で、人口の7割が森を想う未来を創るために、官・民・森と街をつなぐ活動をされています。日本の森には可能性しかないとおっしゃる長野さんに森の可能性について伺いました!
今年から、森林環境税の徴収が始まりました。すでにこの税金は、令和元年から森林贈与税として全国の自治体に配布が始まっています。日本の森が私たちに与えているサービスを貨幣に換算するとその額、年間70兆円とも言われています。そんな日本の森を健全に循環させるためにも各地方自治体では森林の整備・人材育成などに森林環境譲与税を使用しています。どのように使われているのかは、各自治体のHPなどで公表されているので、ぜひ覗いて、自分が支払った税金がどのように使われているのか、チェックして欲しいと、見てモヤモヤするかもしれないけど、今、日本の森についてモヤモヤすらない人が多いだけに、ぜひ、気にして欲しいと長野さんはお話されていました。
そんな長野さんの会社「モリアゲ」には、山に関するご相談もたくさん寄せられるそうです。現在問題となっている森・山の所有者、エリアがあいまいになってきている今、手に余る人は、一度市町村や地元の森林組合に相談して欲しいと。小さな土地で管理しきれない方を集めて、地元の林業の方にまとめて管理してもらったり、人工林ではあるものの傾斜がきつく手入れをするのが難しい森林は、少し手を加えて自然林に戻るようにしたりと様々な取り組みが行われているそうです。
また、日本の企業も森林を循環させる取り組みも多く、「ウッドチェンジ」をキーワードに調べてみると、あなたの身の回りにも様々な取り組みと出会える場を見つけることができます。
また、長野さんの「モリアゲ」では、「一社一山」を提唱しています。昔はその土地の有志が森を所有して整備してくれていましたが、今では、その担い手として企業に注目し、自社の活動などにも有効活用して欲しいと。また、「モリアゲ」でも、長野県木島平村と「森林の里親協定」を締結されているそうです。
どのように活用したらよいのかわからないと相談したい場合には、ぜひ、長野さんの会社「モリアゲ」にアクセスしてみてください。
先人たちがその手で植樹し育ててきた日本の森。現代の私たちがその森をあきらめてしまってはいけないと、長野さんはおっしゃっていました。
詳しくは下記の音声配信をチェック!
株式会社モリアゲ
https://mori-age.jp/
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