
今週は、レコード片手に小田原にプチトラベル!
地域を楽しく、ゆるくつないじゃうゲストハウス、「Tipy records inn」に注目!
今夜も小田和駅から徒歩3分のところにある「ゲストハウス Tipy records inn」代表コアゼ・ユウスケさんをお迎えしました!
2018年に小田原に、3棟8部屋の分散型ゲストハウス「Tipy records inn」をオープン。築70年の古民家をリノベーションしたりと、個性的な部屋や戸建て一棟貸のものまで、幅広く用意されています。
こちらでは、宿泊客がレコード、もしくはCDを持参し寄贈すると、500円キャッシュバックになるというユニークなサービスを実施されています。今夜はそのお話から。
学生時代からバンド活動に熱中していたコアゼさん。毎週水曜日に小田原にあったタワーレコードにもよく通っていたんだそうです。しかし、2016年の夏に、閉店。音楽を通して様々な世界へといざなってくれていた場所がなくなってしまったのがとてもさみしく思っていらっしゃいました。いつか、自分でかつてのタワーレコードのような場所を作りたいとは思っていたとか。そして、2018年にバスの運転手の副業としてゲストハウス「Tipy records inn」をオープン。海外からの旅行客が多く、彼ら一人一人が1枚ずつレコードやCDを持ち寄ってくれたら、かつて世界への扉を開いてくれたタワーレコードのような場所ができるのではないかと、思い付き、寄贈してくれた人には500円引きにするサービスを思いつきます。
さらに、寄贈してくれる人に持ち寄ってもらったレコードについて一言想いを書いてもらうレコードペーパーも導入。コアゼさんは、中古で販売されているCDなどの棚を眺めながら、一律に同じ値段という事に違和感をもっていたんだそうです。この棚に並ぶまでには、それぞれの持ち主にとって何かしらの思い出があるのではないか、それを知って曲を聴くのでは、また違った音楽になっていくのではないかと、はじめたそうです。
そんな「Tipy records inn」に、最初のレコードを寄贈してくれたのは、香港から問い合わせをしてくれた方。事前の予約電話の時に、こんなサービスも考えているので、ぜひ、一枚持ってきて欲しいとお話をところ、快諾。彼曰く、ネパールの音楽だと渡されたCDジャケットは、メタルのようなハードコアのような物が描かれていたのに、聞いてみたら!?
今では、そんな風に世界中の旅行者が持ってきてくれたレコード・CDが約100枚も揃っています。ジャンルも、国も偏りがない不思議なレコードやCDたちは、「Tipy records inn」のお部屋に備え付けられたプレイヤーで聞くことができます。
様々な人々が訪れる小田原のゲストハウス「Tipy records inn」では、現在、新しいラウンジ、そしてカフェを併設した建物をクラウドファンディングでリノベーション中!
宿泊券はもろちん、イラスト、作曲、写真など多彩なスキルを持っているスタッフからのリターンもあるそうなので、ぜひ、覗いてみてください。
Tipy records inn
https://tipyrecordsinn.com/
Tipy records inn Instagram
https://www.instagram.com/tipyrecordsinn/
クラウドファンディングに挑戦中!
CAMPFIER
心のパンツを脱いで素顔に戻っちゃう宿、小田原のティピーに遊びに来ませんか!
https://camp-fire.jp/projects/view/763310
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