Keep Green & Blue - Fm yokohama 84.7

シロツメクサはともだち! 植物観察家 鈴木純さん②

今週は、シロツメクサに注目!!  
今夜も、この方に伺いました!ブロンズ新社から発売されている「シロツメクサはともだち」の著者 植物観察家 鈴木純さんです!

4年4か月かけて完成された、鈴木さんの初めての写真絵本!「シロツメクサはともだち」。表紙からとても美しいシロツメクサに思わずうっとりしてしまいますが、そもそも「シロツメクサ」とは、どんな植物なのでしょうか?

Ⓒブロンズ新社_シロツメクサはともだち


「シロツメクサ」は、別名クローバーやオランダレンゲなどとも呼ばれるヨーロッパ原産の植物。日本に来たのは江戸時代。オランダから割れ物を輸送する際にシロツメクサを箱に詰めてクッション材としたと言われています。そう、名前の由来は、白い詰め物で「シロツメクサ」なんですね。
そんな箱の中に混ざっていた種が日本にたどりつき、明治時代以降、牧草やミツバチの蜜源植物、または緑化用植物としてよく利用されるようになり、人が植えたシロツメクサが野生化して日本全国に広がっていきます。

Ⓒブロンズ新社_シロツメクサはともだち


シロツメクサの花をよく見ると、丸い一つの花ではなく、小さな花が集まって咲いています。鈴木純さんは、分解するのが好き・・ということで、絵本の中でも実際にいくつ花がついているのか、見せてくれています。

Ⓒブロンズ新社_シロツメクサはともだち

さらに、「シロツメクサ」の種・・、みなさんは、見たことありまか?今回の「シロツメクサはともだち」では、しっかりシロツメクサの種についても、教えてくれています。
実際、この対談収録の日に公園でシロツメクサを積んでいきました! たくさんついていた花の中で、シロツメクサの種を発見! 小さなサヤの中に入ったゴマよりも小さな種を見つけることができました。

Ⓒブロンズ新社_シロツメクサはともだち


今回の絵本で鈴木さんが大切にしている事の一つに、本の中に描かれている事が正解というわけでないということ。実際に自分でシロツメクサを観察して、花がいくつあるのか、種はどうなっているのか、観察した植物の正解を探してほしいとおっしゃっていました。
ちなみに・・植物観察をする時のポイントとして、ぐっと姿勢を下げて、横から近づいていく事が大事だと。

Ⓒブロンズ新社_シロツメクサはともだち

ちなみに、今回撮影したシロツメクサは鈴木純さんのお宅のお庭に育っていたもの。庭に種をまいて、観察されてきたそうです。そして・・「シロツメクサはともだち」は、鈴木純さんのともだち、という事なので、ぜひ、あなたのシロツメクサのともだちを見つけに行って欲しいとのことでした!

子どもから大人まで楽しめる写真絵本「シロツメクサはともだち」をぜひ手に取ってみてください。街を歩くのが楽しくなります!

詳しくは下記から。
ブロンズ新社 「シロツメクサはともだち」
https://www.bronze.co.jp/books/9784893097293/

鈴木淳さんのHP まちの植物はともだち
https://beyond-ecophobia.com/
X 鈴木純|新刊絵本『シロツメクサはともだち』(ブロンズ新社)、発売開始!
@suzuki_junjun
https://twitter.com/suzuki_junjun



☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください!

番組への感想もお待ちしています。
メールアドレスはこちら。
X(旧Twitter)では #847keep で感想をツイートしてくださいね。

top