Keep Green & Blue - Fm yokohama 84.7

子どもたちと学ぶ食や海の持続可能性について。サステナビリティ教育研究会 代表 日吉栄一さん③

今週は、学校では教えてくれないサステナブルについて、この方に伺っています。
サステナビリティ教育研究会 代表 日吉栄一さんです!

今夜は、海の温暖化につていの出張授業についてご紹介していただきました。

海の問題として海水温上昇や海洋酸性化の問題があります。昨年の夏の猛暑で、世界各地の気温は上がり、海水温も高くなりました。
例えば、2023年8月、アメリカではフロリダ半島南部の海岸で、38.3度の水温を記録したと発表!この海水温の上昇で、多くの海洋生物のよりどころとなっているサンゴ礁に大きなダメージを与えることになり、海洋の生物多様性が失われる心配があるとお話されています。

また、地球温暖化で失われる森林に暮らす生き物たちのお話も、私たちの身近な生活に関連するカエルのマークで森林保全に配慮している「レインフォレスト・アライアンス」についてのお話されるんだそうです。さらに、ワークショップとして、温暖化の影響が野菜や果物与える影響を判断するワークシートもスタジオにお持ちいただきました。

日吉さんたちの「サステナビリティ教育研究会」では、ESDへの取り組みにも積極的に行っており、その一つの例として、横浜の羽沢小学校をご紹介いただきました。キャベツ畑に囲まれた学校で学ぶ子どもたちは、キャベツを収穫する際に一番外側の葉っぱをすてることがとても気になり、なんとか使えないかと考えた結果、野菜クレヨンにしようという事になったんだそうです。野菜クレヨンの会社に連絡し、チャレンジしてみますが、何度も失敗。みんなの努力が実り、ようやく完成し、スタジオにお持ちいただいたのは、ニンジンから作られた野菜クレヨンでした。

自分たちの地域を知り、その特産品から破棄されてしまうものをもったいないと、解決法を考えた小学生のみんな。素晴らしいですね。
ちなみに、廃棄物として燃やしてしまうと温暖化が進み、温暖化が進むと畑の野菜も品質が悪くなり、また廃棄が増えるという悪循環にと、そんなお話も日吉さんは出張授業でされているそうです。

詳しくは、下記の音声配信をチェック!

出張授業についての問い合わせなどは、下記のサイトから連絡してみてください。
サステナビリティ教育研究会
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