
今週は、捨てられる漁網のアップサイクルに注目!
スタジオには小田原市出身、気仙沼在住の「amu株式会社」代表取締役社長 加藤広大さんをお迎えしました!
海洋プラスチックごみのおよそ45パーセントは、魚を獲る時に使われる網や船の道具といわれている今。
大量に破棄される漁網を資源に変える事業をしているのが、加藤さんの会社「amu」です。
昨年、その回収した漁網をケミカルリサイクルして作られた素材ブランド「amuca®」が立ち上がりました。
現在は、プラスチックの中でも高値で取引されるナイロン製の漁網を中心に回収していますが、回収から「amuca®」になるまではおよそ1年かかるんだそうです。
ナイロン製の漁網は、マグロ漁で使われるはえ縄が多いという事で、マグロ漁船が集まる漁港を中心に回収事業がスタートしています。ただ、最近、シラス漁などに使われる漁網もケミカルリサイクルできることが分かり、加藤さんの出身地である小田原などでもスタートしそうです。
多くの漁師さんは、産業廃棄物としてお金を払って漁網は廃棄されていますが、これから資源として各地で回収・洗浄・分別までできるよう様々な団体と協力体制を構築されています。
現在国内年間1000tの回収を目指し、ゆくゆくは世界一漁網を回収する企業になってきたいとお話されていました。加藤さんたちが昨年立ち上げた廃棄される漁網からできたナイロン素材「amuca®」を使った商品も、まもなく私の手元に届きそうです。
これから加藤さんがやりたい事など、詳しくは、下記の音声をぜひチェックしてみてください!ビーチクリーンをする神奈川県の方とのコラボも・・実現するかもしれません。
これからも「amu」に注目していきましょう。
amu株式会社について
HP:https://www.amu.co.jp/
X こうだい/廃漁網ベンチャー@kodai_amu
https://twitter.com/kodai_amu?lang=ja
amucaブランドサイト:https://amuca.world
さて、この番組「Keep Green & Blue」は、来週・4月から、放送時間が変わります。
来週月曜日からは、夜9時50分~10時となります。
これからも、「Keep Green & Blue」をよろしくお願いします。
☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください!