
2011年3月11日の「東北地方太平洋沖地震」から13年。
今週は、あの日、FMヨコハマに駆けつけたDJのみなさん、そしてスタッフの声をお届けしています。
最終日の今夜は、あの日、午前中の生放送番組「The Breeze」のスタッフとして、そして、地震発災後から夜中まで生放送を支えてくれたスタッフ 河村靖さんのインタビューをお届けしました。
2011年3月11日金曜日 午後2時46分。河村さんは、DJ MITSUMIが生放送をしていた隣のスタジオで4月からの番組の録音をされていたんだそうです。最初、揺れに気づかず、スタッフから「揺れています!」と声をかけられて、スタジオにある速報の画面を見ると震度8とか7とかという数字が見えた事を覚えているとお話されてしました。
揺れを感じて、まずは、スタジオのDJをブースから出したものの、厚く重い扉が揺れていた事を体験し、まずは、DJはもろちん、スタッフの身の安全確保が大切と体感し、今でも朝の番組「Lovely Day♡」では、毎月避難訓練をしているそうです。
また、大きな揺れの後に届く情報量の多さ、どこまで伝える必要があるのかなど、刻々と状況が変わっていくあの時の体験を、現在のスタッフにも避難訓練を通じて伝えているそうです。
当時、朝9時からの生放送に向けて、FMヨコハマには、朝7時には準備を始めていた河村さん。午後2時46分の地震発災後、夜中3時まで、生放送を支え続けてくれていました。
混乱する中、新しい情報が届きずらくなってきた時、今の海岸エリアの人たちはどうしているのかと、神奈川県内のコミュニティFMとつなぎ、現地の様子を伝えてもらったり、県や各市などに立ち上がった緊急対策本部に電話をして状況を聞くなど、今の状況を伝えるために奔走してくださいました。また、夜中近くになって届き始めていたリスナーからのメールには、いつも聞いているDJの声が聞けてホッとしたというメッセージも。河村さんは、生放送で伝え続けてきた事、DJ達が自分の声で今感じている事を伝えていく大切さについてもお話していただきました。ちなみに、河村さんは、翌日3月12日土曜日の生放送番組「フューチャースケープ」まで、スタッフとして情報を届けてくれていました。
ぜひ、当時の様子など、下記の河村さんのインタビューを聞いてみてください。
河村さんが現在担当している生放送番組 は、月曜~金曜 9時~12時までの「Lovely Day♡」です。ぜひこちらもチェック! Instagram lovelyday847
あの時、ここ、FMヨコハマで、あの地震を体験し、みなさんに情報を届けるために
尽力してくれたDJ、そして、スタッフが、今もなお、FMヨコハマでは、みなさんに
毎日、放送をお届けしています。
ぜひ、あなたの手元に、電波をキャッチしてくれるラジオを一台、おいておいてくれると
嬉しいです。
☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください!