
今週は、海藻からつくられたパッケージ BIOPACについてこの方々に伺っていきます!
BIOPAC正規日本代理店 nusantara(ヌサンタラ) の近 駿哉さんと阿部 安紀子さんです!
BIOPACは、インドネシア・アトマジャヤ・カトリック大学元教授 Dr. Noryawati M, S. Si(ノルヤワティ博士)によって開発された海藻由来の生分解性100%の新素材です。
若い女性の科学者を支援するプログラム『L’Oreal for Women in Science(ロレアル-ユネスコ女性科学賞)』に資金を得て、2010年にBiopacの開発を始め、現在、世界の企業とのコラボレーションが実現し、日本では、昨年からnusantaraが正規代理店になり、取り扱いがスタートしています。
ノルヤワティ博士が、この開発を始めるきっかけとなったのは、毎年の雨季にインドネシアのジャカルタでの洪水。なんとプラスチック汚染が原因で、インフラが整っていない街では、膝くらいまで水が溜まってしまうんだそうです。
そこで開発されたBIOPACは、生分解性プラスチックに関する研究を行ってきたノルヤワティ博士は、水と海藻のみで作ることに成功。
綺麗な海と太陽さえあれば、海藻は45日間で育ち、ブルーカーボンとも呼ばれるだけに二酸化炭素を吸収し、沿岸部で働く人たちの収入源にもなります。
これまでの生分解性プラスチックは、分解するための条件が高いものが多かった中、このBIOPACは、100%生分解性され、水の中では10分ほど、土の中では10日前後で完全に分解されてしまうという優れもの!万が一、動物が誤飲したとしても消化されるので動物にとっても危険がありません。もちろんゴミ箱に捨てても問題ありません。1度使ったら捨ててしまうプラスチックの代わりになりうる新素材となっています。
海藻由来の素材ですので焼却処分しても、大気中のCO2量は変わらず、地球温暖化防止にも繋がります。
BIOPACの特徴や、実際にどのように使われているのかなど、詳しくは木曜日までじっくり伺っていきます。
BIOPACについて詳しくは、
BIOPAC正規日本代理店
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