
廃棄される髪の毛で、海の環境を守る「Matter of Trust」に注目!
詳しくは、この方に伺っていきます!
一般社団法人「Matter of Trust Japan」代表の 濱七彩子さんです!
アメリカから始まった、美容室などから廃棄される髪の毛で作ったヘアマットで、タンカー座礁事故などで流出した油の回収する活動の「Matter of Turst」。
1キロのヘアマットで油5リットルを吸い取る能力があることが、NASAの研究でも明らかになっています。
その日本のグローバルパートナーとして2021年から活動を始めた濱さん。
アメリカからサンプルで送られてきたヘアマットは、様々な人種の髪が混ざったものだっただけに、日本人だけの髪の毛ではどのくらい吸収するのか、調べてみたいと思っているんだそうです。
日本では、2021年の統計で理美容室の店舗数は37万件もあるとのこと!日本にある信号の数よりも多いといわれているだけに、これまで産業ごみとして廃棄されてきた髪を有効活用することで、排出される水から油を取り除き海に返すことができるのであれば、もっと利用しない手はないですよね。
2021年から活動をしてきた濱さんたちのところには、これまで180キロ以上の髪の毛が集まってきているんだそうです。
現在も髪の回収をされていますが、短い髪の毛は在庫がたくさんあるという事で、可能でしたら、10センチ以上の長い髪のを送っていただきたいとのこと。
美容室でも、「Matter of Trust Japan」の活動をご紹介していただいたりすることで、30センチ以上の髪はヘアドネーションに、少し足りない髪の毛は「Matter of Trust Japan」に送りたいと言ってくださる方も増えてきているそうです。
送っていただく髪の毛は、パーマをあてたものでも、ヘアカラーしている髪の毛でも大丈夫という事で、ヘアスタイルを変える時には、ぜひ送ってみてください。
また、定期的にヘアマットを作るボランティアの方も募集されています。
参加される方たちの特徴として、美容師はもちろん、中学生や高校生・大学生などの学生がとても多い事。そして、一人でも参加してくれる人が多いんだそうです。
現在ヘアマット制作活動の場は、東京の世田谷の一か所となっていますが、関西からこのボランティアに参加するためだけに来てくれる学生もいるとか。
詳しいスケジュールなどは、「Matter of Trust Japan」のInstagramをチェックしてみてください。ⒸMatter of Trust Japan_この機会でヘアマットを制作
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