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松田町にある「市村自然塾関東」に注目!④ 世話人 内藤 啓太さん、齊藤 麗香さん

今週は、足柄上郡松田町の自然を思いっきり楽しむ「市村自然塾関東」に注目!
今夜は、この方に伺っていきます!
塾生の子どもたちの世話人、 内藤 啓太さんと、齊藤 麗香さんです!

「市村自然塾関東」では、小学校4年生~中学校2年生までの子どもたち、
40名が、男女別々に、隔週末土日に一泊して、農作業を中心に、毎年3月から11月まで、様々な体験をされています。



子どもたちは、土曜日の午前中に施設に到着し、一泊二日の共同生活がスタートします。

子どもたちが過ごす部屋は4つあり、それぞれ約5人ずつが共に過ごしますが、部屋割りなどはスタッフが決めるのではなく、子どもたちが話し合いで決めていくんだそうです。
こちらの施設、部屋にはロフトがあるんですが‥何と、隣の部屋に通ずる小さな扉がついていて、子どもたちは自由に行き来していたりと、楽しい時間を過ごしているようです。

提供 市村自然塾関東_宿泊する部屋にはロフトが

最初は、初めましての子どもたちだけに、ぎこちない空気が流れていたりするそうですが、卒塾するころには、初めから友達だったのではないかというくらい、仲良しに。
就寝は、夜10時と決まっているそうですが、子どもたちの声はなかなか収まらず・・。

提供 市村自然塾関東_就寝の準備

しかし、そんな時間が子どもたちの絆を深めているのではないかと齋藤さんは、お話されていました。

部屋から見える風景

また、年齢の違う子どもたちだけに、自分の思うとおりにならず、喧嘩になることもあるそうですが、話し合いで決めていくという共同生活を重ねていく事で、共に協力し合う事が出来るようになってくるんだとか。

提供 市村自然塾関東_みんなでお風呂掃除もします

一泊二日の共同生活の終わりには、みんなで振り返りをする会があり発言する時間も。
最初はなかなか言葉が出来なかった子どもたちですが、卒塾するころには、1分間のスピーチで堂々と想いを語れるようになるほど成長していくそうです。

自由に農作業をさせてもらえる環境だけに、ジャガイモの脇芽取りなどで、どのくらい残したらいいのか、と、実験する子どもたちも今期にはいたそうです。
無農薬で育てられた有機野菜は、味も濃く、ピーマンやトマトが苦手だった子どもたちも、おいしいと食べられるようになるんだとか。
種から育て、収穫して、みんなで食べる。貴重な体験が無料でできる「市村自然塾関東」の入塾募集は、毎年7月からスタートします。
どんな農業・共同宿泊体験が出来るのか。詳しくは「市村自然塾関東」のホームページをご覧ください。

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