
今週は、浅草で人力車の車夫として日本の文化継承、そしてフィリピンと日本をつなぐシンガーソングライター じーだにさんをお迎え!
「じーだに」さんは、フィリピン生まれ 横浜育ち、現在25才のシンガーソングライター。
日本の高校を卒業後、フィリピンのデ・ラサール大学で音楽を学び、コロナ禍の2020年に日本に帰国。
現在は、浅草で人力車を引きながら、音楽活動を行っていらっしゃいます!
二日目の今日は、浅草での車夫としての活動について伺いました。
じーだにさんが車夫を始めたのは、2021年から。フィリピンでの音楽大学を卒業し、日本に帰国後、久しぶりの日本食で体重が10キロも増えてしまったんだとか。
そこで、運動をしながら働ける仕事として人力車を思いつき、求人誌で浅草の人力車会社に応募。英語、日本語、タガログ語ができるじーだにさんでしたが、浅草の歴史や街の観光名所、さらには、接客時の日本語についてなど3か月の研修を受け、現在では、出来る限り浅草で人力車をひいているそうです。
2021年というと、コロナ過という事もあり、最初は日本人の観光客の方が多かったようですが、今では、様々国の方がおり、英語での対応もしていますが、皆さん、日本語での案内もご要望されるそうです。
また、浜っ子のじーだにさんは、日本の方言にも憧れがあり、様々な方言に触れられるのも楽しみの一つだとか。
とてもフレンドリーなじーだにさんだけに、コミュニケーション能力の高さは神父様である父親譲りともお話されていました。
浅草の街を人力車で巡るおすすめのスポットについても伺いました。
1400年の歴史ある浅草には古き良き建造物が残る街だけに、色々案内したいところがあるとか。
今、浅草では、朝活のブームもあり、人気のパンケーキ店「紅鶴」などでは朝から整理券をゲットするための行列ができるくらいなんだそうです。
ただ、浅草では食べ歩きはできませんが、人力車を使えば、気になるお店でテイクアウトして車上で食べながらの観光も楽しめるそうです。
中には、人力車のドライブスルーのような対応をしてくれるかき氷屋もあり、人気の「かき氷専門店 サクラ咲」がお勧めというじーだにさんが電話でテイクアウトの予約までしてくれるとか。
また、関東一縁結びのパワースポット「今戸神社」もお勧めと。またお付き合いしている方へのアドバイスも詳細に書かれているおみくじも、ぜひ。
今後も人力車の車夫の仕事は続けていきたいというじーだにさん。世界から浅草を訪れてくれた観光客のみなさんに浅草の魅力を伝え続けてくれています。
じーだにさんの人力車は、雷門の前にいるそうです。
コースや乗車料金などについては、じーだにさんのInstagramのメッセージから相談できます。
ぜひアクセスしてみてください。
今夜OAした曲は、じーだにさんがフィリピンの大学仲間と結成したバンド「Why July」のナンバーで「Take It Easy」。
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