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世界で活躍する若いリーダーの卵に注目! JCI JAPAN グロバルユース国連大使 高校1年生岡島さん①

今夜は、世界で活躍する若いリーダーの卵に注目!
スタジオには、2023年度「 JCI JAPAN グロバルユース国連大使」として活動している高校1年生の岡島花蓮さんをお迎えしました。

「 JCI JAPAN グロバルユース国連大使」とは、2011年からスタートした、日本青年会議所が実施している未来のリーダー育成を目指した中高生向けのプログラム。
全国から20名の中高生が選ばれて、それぞれが行ってきた地域での活動やSDGsの取り組みをさらにブラッシュアップさせる場づくりや、広島やカンボジア、ニューヨークでの研修を行っています。

岡島さんは、「教育で世界は変えることが出来る」と、様々な活動をされてきました。
幼稚園児の頃から洋書の多読を始めて、幼稚園の時に英検2級に合格。
その経験から日常会話ができる3級までは洋書の多読でいけると実感されてきました。また、先進国から開発途上国への支援が継続できない原因の一つに、現地で言葉が通じないというのがあると知り、英検3級くらいの英語力があれば、外国人と意思疎通ができますし、英語ができれば、国力が上がると思ったそうです。

そして、岡島さんは、「英語の本で世界を平和にできる」という考えにたどり着きます。

理由は3つ。
一つ目は、絵本を通して想像力を養うことができる。
犯罪心理学では、犯罪者の共通点っていうのは想像力の欠如と言われており、それがテロや紛争の原因にもなるかなと思ったそうです。
二つ目は、本によって世界を知ることができる。
開発途上国の子どもたちは情報弱者でもあるため、絵本を通じて視野を広げて希望を与えることができると。
三つ目は、英語を学び、字を読むことができるようになれば、薬の説明や注意書きが読め、字が読めずに命の危険にさらす危険から回避できます。


この主張で、昨年7月に学校代表で応募した、『よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト』で、審査委員長賞を受賞。11月に『松下幸之助杯スピーチコンテスト』で、優秀賞も受賞しています。


今回、「 JCI JAPAN グロバルユース国連大使」として訪れたカンボジアは、いまだに地雷が一番多く残っている国でもありますが、人々が地雷を踏んでしまう原因として、「危険」と書いてある看板が読めないという事があると、ガイドさんに教えてもらったんだそうです。その時にも、本当に英語の重要性を思い知らされましたと、岡島さんは、話してくれました。

ちなみに・・・岡島さんが英語を学んだ幼稚園の頃から読んでいた洋書とは、
Oxford BookwormsのStage 3 。これは使用語彙数1,000語て、総語数が8,000語から13,000語程度で書かれているもの。中でも日本語の本としても人気の児童書「マジック・ツリーハウス」だったそうです。
帰国子女でもなく、ご両親も日本人という岡島さんは、小学校3年生の時に、英検準一級を。さらに、翌年の小学4年生の時に英検1級に合格されました。
合格祝いとしてオーストラリアにショートホームステイに行かれたそうですが、現地のホストファミリーとの意思疎通もでき、さらに、今回のカンボジアでの研修の時にも、通訳として活躍できたそうです。

ご自身の体験から、英語教育の大切さを実感し、教育で世界平和を実現したいと、カンボジアでは、現地の小学校に英語の絵本の贈呈もされてきたそうです。その様子は、また明日伺います。お楽しみに。

JCI JAPAN グローバルユース国連大使

JCI JAPAN グローバルユース国連大使 Instagarm

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