
今週は、サステナブルな掛け算で上質な物にアップサイクルするプロジェクト「Brand X(ブランドクロス)」に注目!
スタジオにお迎えしたのは、株式会社MONOMEDICA 代表取締役社長 森下友喜さんです!
株式会社MONOMEDICAは、化粧品や健康食品などのオリジナルブランドを立ち上げたい企業のお手伝いをしている会社。製品の製造だけではなく、企画、ブランディング、広告戦略、販売・流通プランなど、様々なサポートして、唯一無二のプロダクトを生み出す事業をされています。
そんなMONOMEDICAが多くの企業と事業を展開していく中で、どうしても残ってしまう資材や製品づくりをする中で余ってしまった原料が数多く工場などにあることをこれまでの経験上知っていた森下さんは、エシカルな時代の到来に合わせて、なんとかその余剰原材料を生かしたモノづくり立ち上げたいと、1年前から動きはじめ、商品開発などを急いで本格的にスタートしたのは、なんと今年の1月という、新しいアップサイクルプロジェクトの「Brand X」です。
工場で余ってしまった資材を正規の価格で買い取り、集まったものを組み合わせて上質な商品へと作り替え、作り手や様々なブランドの交点になりたいという想いを込めて「ブランド・クロス」という名前になったそうです。
わかりやすい商品として、リップクリームをお持ちいただきました!
リップリームのケースをよく見ると‥キャップ、本体の容器、リップクリームを出すためのネジと分けることができますが、それぞれ作る工程や原材料が違うため、工場では、それぞれバラバラに作られているんだそうです。その製造過程で、どうしても、キャップが300個余ったり、ネジが20個余ったりと、毎日少しずつ余ってしまい、それを製造していた工場の方が、BtoB用のサンプル容器として、キャップ、ボディ、ネジの色がそれぞれ違う余ったパーツを使って提供していたものを、「Brand X」の考え方を説明するアイテムとして、とても分かりやすいと、森下さんたちはプレゼントを実施。その噂を聞きつけた方からの問い合わせが殺到しているんだそうです。
アップサイクルの難しいところは、化粧品なら化粧品を作るための法律を知ってクリアしなくてはならない、そして、品質が正規で使えるものであること。
さらに、人の問題として、毎日7時間働くパートの方が作るのは、1000個などの量に対し、余剰資材を使って作られる「Brand X」の商品は、数百単位となるため、製作時間も通常よりも短い時間となってしまいます。パートの方をそのためだけに動かすのでは、不効率となってしまうため、「Brand X」の商品を作る際には余っている時間で作ってくださいとお願いをするなど、人の時間もエシカルに、SDGsでやりましょうとお話をしているんだそうです。
こちらのリップクリームは、結婚式の引き出物としても人気の商品だということのなで、さらに詳しくはまた明日伺っていきます!
商品についてなど詳しくは、各サイトをご覧ください。
サステナブルなアップサイクルプロジェクト「Brand X」
Brand X Offical Instagram
株式会社MONOMEDICA
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