
今週はサステナブルなプロジェクト「Brand X(ブランドクロス)」に注目!
スタジオにお迎えしたのは、株式会社MONOMEDICA 代表取締役社長 森下友喜さん!
様々なオリジナルコスメや食品などの立ち上げなどをお手伝いされている
森下さんの会社「株式会社MONOMEDICA」。
オリジナルのコスメや商品を作りたい人たちの願いをかなえてきた「MONOMEDICA」が今年から稼働させたプロジェクト「Brand X」では、商品やコスメを作っている中で、どうしてもたくさん買わなくてはならなくて余ってしまう原料や資材を買い取り、余ってしまっていた容器や中身をクロスすることで、上質な物へと作り替えて、数百という単位ではありますが、多くの方に楽しんでいただこうという活動をしています。
「Brand X」を象徴する商品として「リップスティック」があります。
企業のブランドの色で揃えたキャップ・本体・ネジでリップスティックを作る場合、それぞれ違うプラスチックで製造されるため、例えば1万セット欲しいと作るとしたら、納品後にキャップが500個余っているとか、緑のキャップが今日は余りました、昨日は、グレーのキャップが余りましたというように、バラバラのパーツが残ってしまうんだそうです。捨ててしまうには、もったいないという事で、サンプルでリップクリームを出すときに、バラバラの色で提供していたんだそうです。それを森下さんが声をかけ商品化がスタート。
そのきっかけも、森下さんがプライベートでこの色違いのパーツで作られたリップクリームを持ち歩いていた所、あるブティックの店長さんに、「それかわいいね。近々10周年がくるから200本だけ買いたいんだけど」と声をかけられたんだそうです。そこで、森下さんは、すぐにパッケージにお店のロゴを入れて周年記念の贈り物として用意されます。さらに、このお話を色々なところでしていた所、結婚しましたのお知らせの封筒に、このリップクリームを入れて送りたいので、50個欲しいなどのお話も舞い込んでくるようになったんだそうです。
ここまでお話を聞いて・・かなり少ないロットで対応されているという印象ですが、森下さんたちは、1000本単位で充填工場にお願いをしているとのことなので、その時、工場で余ってしまっているリップクリーム、ゆずの香りのものや、桜の香りのものと、その時その時で中身も変わってくるんだそうです。
さらに、このバラバラの配色がいいと、とある地下アイドルの握手会で販売する商品としても利用され、同じリップクリームを10本購入しても、同じ配色とならないということで、面白い使い方としてご紹介いただきました。
このように中身も余ってしまう・・ということで、ハロウィンにぴったりの商品として、プロ仕様の「舞台用の血糊」や「舞台用の白いドーラン」も取り扱われています。
舞台用の血糊は、余ってしまっていたスポイトがついて美容液瓶に入れて、アイテムとしてもおしゃれに仕上がっています。ちなみに、血糊などは3年ほどは使え、プロ用という事で、洗濯で落ちるという事で、これから文化祭やコスプレの場でも大活躍しそうです。ただし「ドーラン」は制服などについてしまうと落ちないとのことですので、ご注意を。
他にも、びっくりするような価格で販売されている上質な美容液や化粧品、人気の香りの柔軟剤やプロテインなどが揃っていますので、ぜひ一度、「Brand X」のサイトを覗いてみてください。
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