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ヨコハマSDGsデザインセンター④ 株式会社東急百貨店 障害者雇用推進担当 石垣 結花里さん、ヨコハマSDGsデザインセンター竹田有里さん

今週は、「SDGs未来都市」に認定されている横浜市で、2030年のSDGsの達成に向けた取組をコーディネートされている「ヨコハマSDGsデザインセンター」の活動をご紹介いただいています。
今夜、スタジオにお迎えしたのは、株式会社東急百貨店 障害者雇用推進担当 石垣 結花里さんと、ヨコハマSDGsデザインセンター 竹田有里さんです。

ヨコハマSDGsデザインセンター竹田有里さんが手掛けている「ヨコハマウッドストロープロジェクト」。これは、横浜の水源地である道志村の間伐材を利用したウッドストローを制作、横浜製の木のストローの普及を通じ、脱炭素社会実現や海洋プラスチック問題対策、森林環境保全や天然資源の有効活用、あらゆる人の活躍、新たなビジネスモデル構築を図り、「SDGs未来都市・横浜」が目指す環境・経済・社会的課題の統合的解決を図る取組の一つです。
現在、そのウッドストローを東急百貨店の「えんちか」がストローに仕上げているそうです。完成品は、市内のホテルや商業施設で利用されています。

ヨコハマSDGs デザインセンターでは、ストローという身近なものをきっかけに、海や森などの環境のこと身の回りのことに 思いをはせつつ、SDGs をビジネスや普段の行動・生活につなげるきっかけになることを目指して活動されています。

2013年4月に発足した神奈川県横浜市青葉区にある東急百貨店たまプラーザ店「チームえんちか」。
現在チームのスタッフは8名。うち6名が知的障害をもつスタッフです。
 「チームえんちか」は、 百貨店内の様々な付帯業務を引き受ける部署。
8名のスタッフは皆フリータイム社員として働いています。
チームえんちかは、売り場の方が少しでも販売に専念できる時間をつくるために、様々な付帯業務、例えば荷物の発送に使用する緩衝材を整えたり、伝票への電話番号の記入などを引き受けられています。
      
「チームえんちか」がウッドストローを出かけることなったきっかけは、2020年。初めはウッドストローを来店粗品として利用する目的で横浜市温暖化対策統括本部のSDGs未来都市推進課の方とたまプラーザ店の販売推進部で打ち合わせをしていた。その中で自作できるキットがあるので「チームえんちか」でトライアルできないかという話があがり参加することになっんだそうです。

これまでには、2021年春、店内のSDGs施策のノベルティで500本製作。夏休みには子供服フロアでワークショップ開催(23名参加)。さらに、2022年1階正面口で夏休みワークショップ開催(40名参加)。また、第4回東急グループ社会貢献賞で奨励賞を受賞されています。

実際にワークショップを行う前には集中して製作し、講師役の練習しているんだそうです。実際に商品として合格できるレベルのストローを製作できるのは6人中3人くらい。ほかのメンバーはストローを入れる袋のカットや折り作業などをして、メンバー全員が何かしらの作業に携わっているんだそうです。

石垣さん曰く、今後はもっと外に出て、小学校などでのウッドストロー講座などを開催し、「チームえんちか」が活躍できる場を増やしていきたいとのことでした。
「チームえんちか」とのウッドストローワークショップについては、東急百貨店たまプラーザ店「チームえんちか」にお問い合わせくください。

また、横浜版のウッドストローを使用したい、作ってみたいという方は、ヨコハマSDGsデザインセンターまで!

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