
今週は、ヨコハマSDGsデザインセンターに注目!
お話を伺ったのは、ヨコハマSDGsデザインセンターの竹田有里さんと、マルニ商店代表取締役社長 栗原清剛さんです!
ヨコハマSDGsデザインセンターは、SDGsの達成に向けて、活動している官民連携の組織。大学の先生やまちづくりや環境など各分野のコーディネーターが所属し、横浜市内でSDGsの取り組みを実施したい企業と企業を結びつけてマッチングさせたり、学校などで講演やセミナーを行っています。
今夜は、コーディネーターとしてもご活躍されているY―SDGsの認証事業者の企業で、資源循環を取り扱うマルニ商店代表取締役社長 栗原清剛さんのお話を伺いました。
マルニ商店は、1930年に創立された横浜市内唯一のガラス瓶リサイクル事業者。月間1700tものガラス瓶を砕いたカレットを責任を持って再資源化されています。
季節によって集まってくるガラス瓶の色が変わってくることがあり、色選別をスタッフの方が卓越した技術で機械にも頼らず手で選別されているんだそうです。近年ガラス瓶が減っている中、回収箱にペットボトルが混ざっていたりと、より手間がかかってしまったりしているんだそうです。
スタジオには、マルニ商店が手掛けている「 hands to handsレモネードサイダー」をお持ちいただきました。
もともと環境教育に行かれる際に、もっと自分事にして欲しいと小学生の皆さんにラベルをデザインしてもらって、学区内で販売してもらって、その売価を小学校に寄付して、様々な活動に生かしてもらうと地元横浜の企業と協力してサイダー販売していました。その中で、小児がんの子どもたちが、自分たちの病気を知ってもらう啓発活動としてレモネードを自家製で作るという試みがあるのですが、コロナ過でなかなかイベントに出られないということで、その代表をしているお子さんが、栗原さんが以前PTA会長をされていた小学校にいらっしゃったという縁もあって、一肌脱ごうと、「レモネード」味が新登場!「一般社団法人 みんなのレモネードの会」の小児がんを伝える、繋がる活動を応援されています。今では、全国各地から注文が入るなど、ガラス瓶を通じた想いが広がっているんだそうです。こちらは、マルニ商店のHPから購入することができますので、ぜひチェックしてみてください。
明日は、鉄骨加工・注文住宅建築をはじめ、福祉施設や商業施設など、建築工事全般において街づくりに貢献されている「キクシマ」の菊嶋社長をお迎えします。お楽しみに!
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