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ヨコハマSDGsデザインセンター! ① 高山亮太さんと竹田有里さん

今週は、ヨコハマSDGsデザインセンターに注目!
お話を伺ったのは、ヨコハマSDGsデザインセンターの高山亮太さんと竹田有里さんです。

ヨコハマSDGsデザインセンターは、SDGsの達成に向けて、活動している官民連携の組織です。
大学の先生やまちづくりや環境など各分野のコーディネーターが所属し、横浜市内でSDGsの取り組みを実施したい企業と企業を結びつけてマッチングさせたり、学校などで講演やセミナーを行っているそうです。
高山さんは、デザインセンターの中で、中小企業の支援。例えば、アップサイクルのプロジェクトとして、横浜市のプロスポーツチームのシーズンごとにスポンサーが入れ替わるなどして使用できなくなったユニフォームを横浜市内の専門学生と連携してグッズや衣服にアップサイクルしたり、アイスホッケーチームの折れてしまったスティックをキーホルダーとして販売するなど、学生のアイデアで様々な商品開発が進んでいるそうです。

そして竹田さんは、間伐された木材を使用したウッドストローのプロジェクトや、環境教育、SDGs教育に力を入れてコーディネーター、横浜市と連携しながら、小学校と横浜の海をつないで「海中教室」や、去年から始まった「YOKOHAMA未来デザイン部」という市内の高校生が様々なSDGsに関するプロジェクトに取り組む部活のような活動も。この夏は、福島県会津若松市でサマーキャンプを実施し、会津若松の再エネ施設を見学したり、農作業体験、空き家対策プロジェクトに参加したりなど地方創生について学んできたそうです。

また、”Y-SDGs”認証事業もあります。
こちらは、SDGsを頑張っている企業を評価する認証制度。環境、社会、ガバナンス、地域の4カテゴリ30項目を専門家が審査し、認証自体は、最上位、上位、標準と3ランクにわかれています。よく自主的に宣言する制度や登録制度は多いのですが、外部の人が評価する認証制度をとっているの横浜市が初めてなんだそうです。
そして、”Y-SDGs”認証のメリットとして、例えば資金調達するときに、少し有利な条件で借りることができたり、で入札に参加するときに少し加点されたり、外部への発信をヨコハマSDGsデザインセンターに協力してもらえたりするんだそうです。
2018年に設立されてから約5年。この間にも更なる上位の”Y-SDGs”認証を取得しようと努力される企業が増えているんだとか。
SDGsは、2030年を目指して更なる一歩を踏み出して、社会問題を共に解決していく姿勢が大切というだけに、とてもいい動きがここ横浜から現れているのではないでしょうか。

高校生の「未来デザイン部」でも、横浜をもっと良くしていきたいと、空き家対策や人口減少が進む中でのコミュニティをもっと作っていきたいと積極的なアイデアが次々と誕生しているそうです。

SDGs未来都市の横浜から、どんな企業がさらなるSDGs達成に向けて取り組んでいるのか、明日からさらにゲストをお迎えしてお届けしていきます。明日火曜日は、横浜市内唯一のガラスびんリサイクル事業を手掛け、横浜市資源リサイクル事業協同組合理事長であり、さらにヨコハマSDGsデザインセンターのコーディネーターとしてもご活躍している有限会社マルニ商店の代表 栗原様をご紹介いただきます。お楽しみに。

ヨコハマSDGsデザインセンター

横浜市SDGs認証制度Y―SDGs

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