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大地がキャンバス! 花びらで描く花絵・インフィオラータについて。一般社団法人花絵文化協会 代表理事 藤川靖彦さん①

今週は、大地をキャンバスに花びらで描く インフィオラータに注目!
詳しくは、この方に伺っていきます!株式会社 インフィオラータ・アソシエイツ代表取締役社長で、一般社団法人花絵文化協会の代表理事でもいらっしゃる 藤川靖彦さんです!

インフィオラータとは、400年前にイタリアで発祥した花の絨毯。花びらや自然の素材を使って描く花の路上絵です。
その起源は13世紀にまで遡ります。イタリア全土で行われる「コルプス・ドミニ」の行列では、元々花を道に撒く習慣がありました。1625年、サンピエトロ寺院の中で、モザイク風の花のデコレーションをしたことがきっかけとなり、現在のようなデザインが主流となりました。
絵のモチーフは、海外では宗教絵が主流ですが、日本では、様々な模様で作られています。

Ⓒ藤川靖彦_Genzano(Italia)



藤川さんは、歌舞伎絵をモチーフに作品を作られていますが、今、横浜ランドマークプラザには、ポケモンカード、ピカチュウの花絵の制作を手掛けています。
もともと、イベントのディレクターとして花絵に携わったという藤川さん。諸事情により2009年からご自身で描くようになり、今に至るんだそうです。

花にない色を使う時には、砂やもみ殻に色を付けたものを使ったりしているそうですが、今回のランドマークプラザに登場した「みんなで作る!ポケモンカード フラワーカーペット - ピカチュウ -」の花絵の大きさは、なんと42平米!

ポケモンカードゲームとコラボレートしたイベント「Pokemon Card Art Walk in Yokohama Minatomirai」のスペシャル企画。今年、横浜ランドマークタワー・ランドマークプラザおよび69階展望フロア「スカイガーデン」は開業30周年、MARK IS みなとみらいは開業10周年を迎えるアニバーサリーイヤーなんですね!7月に500名の方と共に制作されたピカチュウのカードは、9月末までの展示となるため、実際の花びらではなく、造花を使用。遠くからは印刷されたように見える文字や、ピカチュウのグラデーションがとても繊細で、完成には、7時間もかかるという大作となっています。

制作は、ゲームのツイスターを7時間している感じだったとお話されていた藤川さん。今週末、8/19土曜には、マークイズを会場にリザードンのポケモンカードの花絵の制作が予定されています。こちらも、500名の方と共に作るということで、午前10時から整理券の配布があるそうです。

詳しくは、『Pokémon Card Art Walk in Yokohama Minatomirai

株式会社インフィオラータ・アソシエイツ

一般社団法人花絵文化協会

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