
今週は、物流から出るゴミを減らすサービス「stible(スティブル)」に注目!
南アルプス市からお迎えしました・・・!88Base(エイトベース)株式会社表 望月大さんです!
昨年秋からスタートしたリユース梱包材の循環型サービス「stible」。
これまでの段ボールのなどの梱包材の代わりに、宛名付きの折りたためる梱包材にすることで、ポストに投函するだけで、南アルプス市にある「88Base」に戻して、洗浄・修理をして循環させていきます。
海外ではヨーロッパとアメリカで先行して導入されています。「stible」と同じような既存の配送ルートを使ったものはヨーロッパで、アメリカでは、設置した回収ボックスで集めて循環させるサービスや、倉庫間で使われる梱包材として使われているなど、ゴミを出さないサービスとして街中で当たり前のように使われているそうです。
段ボールのリサイクル率が90%以上と高い日本ではありますが、段ボールの生産面積は140億平方メートル。琵琶湖で例えると20個以上の面積になります。
ただ、その10%、琵琶湖2個分が破棄されているそうで、その部分をリユース梱包材に変えていく事でCO2 の削減に貢献できるサービスなのではないかとのこと。
ちなみに望月さんは、この「stible」を始めたきっかけは・・・
社会人になってから、さらにスキルを身につけようと英語を学ぶためにセブ島に。
そこでの子ども達との触れあいの中で、何か事業を起こしそこでできた利益の中から寄付という形で貢献出来ないかと。さらに、大学時代に山積みになっている段ボール見て、これ繰り返し使える素材になったと思っていた事を思い出して、世界の事例を調べて日本に合った形での導入となったんだそうです。構想からおよそ3年~4年。
さらに事業を進化させて、先月ECサイト「麻市」も立ち上げられています。
その「麻市」について詳しくはまた明日伺っていきます!
【stible公式Webサイト】
【stible instagram】
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