
今週は、茅ヶ崎と陸前高田2拠点生活をされている、防災をHAPPYに伝える防災士 まこぴ こと古島真子さんをお迎え!
最終日は、このシーズンに知っておきたい防災豆知識。
海水浴シーズンだけに、津波について知っておいてほしい事といえば、「津波フラッグ」。長方形を四分割した、赤と白の格子模様のデザインの旗で、海にいる時には、地震を感じにくいため、この旗が掲げられていたら、すぐに海から出て高台に移動しましょう。また、海を始め、夏のレジャー先のハザードマップを見ておくのも大切です。全国のハザードマップは、国土交通省の「ハザードマップポータブルサイト」から見ることができます。
また、海では場所によっては沖に向かって流れている潮流 離岸流に巻き込まれてしまう事があります。その場合には、慌てて岸へ向けて泳ぐのではなく、岸と平行に横に泳いぐ事で抜け出すことができます。
山のキャンプでは、テントを立てる時に、上流での大雨などで増水した時に浸水しない場所を選び、天気予報もこまめにチェックすることが大切です。
古島さんが身に着けているペンダントは、実は、防災用の笛。メガネのフレームの街、鯖江で作られた少しの息でも遠くまで響く音がでるもの。笛とは思えないおしゃれなデザインだけに、大切な人へのプレゼントにもおすすめです。
防災は、もうどんなに用意をしていたとしても、いつどこで誰に起きるかわからないもの。古島さんは、「地球上で生きていく上で、自然災害をゼロにするっていうことは、私は絶対に無理だと思っています。人間がいろんな科学とか、いろんな技術を使って頑張っていますけど、完全にゼロにするっていうことは、本当にいつの時代になってもできないと思っています。地球に生きるということは、災害が起きることも含めて、自然とともに生きるということだと思っています。「Live with Earth」。私は常に思っているんですけど、地震とか台風とか大雨とか、どんなに人間が頑張っても自然災害をゼロにすることはできないですけど、ちょっとエコな暮らしをして、地球をいたわってあげたりとか、ちょっと地球の仕組みを知って、被害を受けないように前もって備えるとか、そんなちょっとのことを積み重ねていくことで、助かる命っていうのは確実に増やせるっていうふうに思っているので、この「Live with Earth」という思いを忘れずに、地球と共に生きていく、そんなアクションを積み重ねていけたらなというふうに思っています。
気候変動の問題っていうのは、災害の発生頻度が高くなるんで、確実に直結していて、なので、防災に取り組むこともサステナビリティに繋がりますし、サステナビリティに取り組むことも防災に繋がるっていうのをすごく思っていて、私サステナビリティの領域でもお仕事をしていたりとかするんですけど、両方とも本当に密接に繋がっている、
決してバラバラのものではないと思っています。」とおっしぉっていました。
子ども達と一緒にこの夏、いざという時の備えを準備してみませんか?夏休みの自由研究にもぴったりです。
詳しくは まこぴ|防災をHAPPYに伝える防災士 をチェック!