
今週は、制服に注目!
スタジオにお迎えしたのは、
学生服リユース業 さくらや 代表で、
地域共感型ビジネスアドバイザーの馬場加奈子さんです!
馬場さんは、香川の高松で2010年に創業。
当時、制服のリユースしてくれるお店を探したがなかったということで、
自ら立ち上げられました。
今では、全国に80のパートナー店があり、
さらに、制服の回収BOXも 数多く街に設置されています。
ここ神奈川県には、横浜、川崎、藤沢、小田原、厚木、相模原と
6店舗あります! もしかするとすでに利用したことがあるという方も
多いのではないでしょうか?
さくらやでは、幼稚園から高校までの制服を買い取り、
クリーニングなど整えた後、店舗で格安で販売しています。
学生服は、例えば男子ブレザーの場合、ジャケットだけでも2万円ほどします。
さらに、夏・冬用のズボンにジャージなど揃えていくと、高額に。
子どもが成長して、制服が小さくなったけど、金銭的な事情で
学生服が買えない、大変だっていうご家庭にも、利用していただき
繋がることができて、地域貢献、貧困問題などの問題にも
取り組むことができるようになってきたそうです。
さらにクリーニングは、障がい者就労支援施設の方に、
そして刺繍の名前とりには、高齢者の方にお願いし
地域の中で、まだまだ活躍できる人たちと一緒になって仕事をする
地域共感型ビジネスとしても成功されています。
また、制服の購入は、必要な人に届けるために、
お店に来た保護者の方、学生の方に学生証を提示してもらっているんだとか。
実は、制服を欲しいという方の中には、コスプレ用やバンドの衣装として
利用する方も多く、せっかく次の誰か困っている人のために、
制服を譲りたいと店頭にお持ちいただく事が多いだけに、
皆さんの気持ちを裏切りたくないと、
販売にも細心の注意を払っていらっしゃいます。
ただ、最近の制服事情を伺ったところ、
これまでは、卒業やサイズアウトした制服を後輩の方に
リユースすることが多かったのですが、
ここ近年ジェンダー平等の視点から、
制服をリニューアルされる学校が増え、前年では約430校、
そして今年はなんと全国で700校ちかくが制服の変更があったそうです。
そうなるとリユースできずに廃棄となってしまうため、
さくらや では、今年度から回収した制服を再生ポリエステル糸にする
取り組みがスタート!
昨年は、約198トンもの制服を廃棄から救ったさくらやですが、
これからますますその勢いは加速していきそうです。
制服の回収は、実は、今、6月頃からがピークを迎えるとの事。
卒業まじかでは思い出が詰まっていたものの、クローゼットが
新しい服でいっぱいになってくると・・
まだ使える制服だけに、誰かにために役立ててほしいと、
回収ボックスに入れてくださる方が増えてくるんだそうです。
クローゼットに眠っている制服、さくらやに託してみてはいかがでしょうか?
詳しくは、【公式】学生服リユースショップさくらのHPをご覧ください。
神奈川県内には、横浜、川崎、藤沢、小田原、厚木、相模原の6店舗あります。
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