今週は、情報通信技術で国際支援をされている
NPO法人 BHNテレコム支援協議会に注目!
お話を伺うのは、副理事長の相澤紘史さんと、
参与で技術担当の志村直茂さんです!
「情報通信もBasic Human Needs
(BHN:衣食住など生活基盤を構成する要素)の一つである」という
信念のもと、情報通信技術(ICT)を活用し、
開発途上国や国内外の被災地の人々の安全・安心を守り、
生活環境の改善や社会的課題の解決のため、
国際的に活動されているBHNテレコム支援協議会です。
今夜は、技術担当の志村さんに、これまでの支援について伺いました。
志村さんは3本柱のうち『生活向上のための支援』『緊急時の人道支援』を
中心に活動されてきました。
2010年のハイチの大地震時に、コミュニティラジオの立ち上げ、
テント村へのソーラーシステムを利用した情報伝達スピーカー70台の設置。
ミャンマーでは、電気のない村での各家への電気供給のための
ソーラーシステムを設置し、それによって携帯電話へ充電することによって、
情報を得られるようにするための支援。
さらに、インドネシアでは、以前、番組ゲストにお迎えした
「雑草ラジオ」の瀬戸さんと共に、現地の方に
バックパックラジオを使えるよう技術指導もされています。
ハイチでの支援の時には、震災から1か月後。
第一次の支援が終わりつつある中、現地入りした志村さん。
がたがたになった道路に、瓦礫だらけの街、
各処で渋滞が発生する中での支援だったそうです。
またミャンマーでは、季節によっては、
それまで道だった場所が、川のようになってしまい、
車を押して乗り越えたり、時には、村の方が用意した
ボートに乗っての移動など、支援地までの移動にも、
苦労する場所での活動をされています。
しかし、クーデターの後には、各団体に支援活動についての
許可レターをとり、行く先々で 国軍のチェックポイントや
反政府勢力のチェックポイントを通過するという
難しい情勢の中、活動をされています。
ミャンマーでは、5期にわたり2万9千件の家に電気を届けてきたそうです。
志村さん曰く、国際支援の現場では、正しいしかるべきオーソルティーから、
情報を収集し、現地の人の話をよく聞くことが必要とのこと。
さらに、志村さんは、ある世界記録もお持ちということ・・!
あなたも実は、志村さんのあの姿を見た事があるかもしれません・・
詳しくは、下記の音声配信をチェック!
特定非営利活動法人 BHNテレコム支援協議会
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