
右からBHNテレコム支援協議会
副理事長 相澤様
参与・技術担当 志村様
DJ MITSUMI
今週は、情報通信技術で国際支援をされている
NPO法人 BHNテレコム支援協議会に注目!
お話を伺うのは、副理事長の相澤紘史さんと、
参与で技術担当の志村直茂さんです!
BHNテレコム支援協議会は、1986年に起きた
チェルノブイリ原発事故における被災者救済のための
通信支援の要請を受け、NTTがアナログからデジタルに
移行していた時に外していたマイクロウェーブを無償で
提供するために活動したことから始まりました。
団体して「情報通信もBasic Human Needs
(BHN:衣食住など生活基盤を構成する要素)の一つである」との
信念のもと、1992年9月に発足。
昨年の9月に30周年を迎えられました。
これまでに、32カ国で、情報通信技術(ICT)を活用し、
開発途上国や国内外の被災地の人々の安全・安心を守り、
生活環境の改善や社会的課題の解決を行っています。
国際支援団体ではありますが、食料支援をするのではなく、
『生活向上のための支援』『緊急時の人道支援』『人を育てる支援』という
3つの柱を中心に活動を行っています。
技術担当の志村さんは、先月帰国したばかりということで、
8年にわたってミャンマーの技術支援をされています。
BHNテレコム支援協議会には、携帯電話のアンテナ基地を
作っていた人や、スマホを作ってきた人、光ケーブルの技術者など、
日本が誇るトップクラスの技術者が揃っており、
創設時は必ずしも特定の技術者ばかりではなかった
そうですが、最近では通信産業で長年働いてこられた方たちが
定年を迎えて、その後もぜひお手伝いできればというような形で
参加していただいている方が多いそうです。
副理事長の相澤さんは、英語でホームページを作って欲しいと
誘われて関わった10日後にハイチでの大地震が起こり、
現地支援のため、様々な関係各処との調整される
プロジェクトマネージャーとして尽力されてきました。
現在も、海外支援を始め、世界の災害地で培った経験をもとに
日本国内での防災や減災への取り組みへと生かすプロジェクトも
進めていらっしゃるとか。
BHNテレコム支援協議会では、様々な分野で支援活動に
携わる人材を募集されています。
長年国際支援活動をされてきた志村さんは、
いろんなお仕事や、あるいは学生の方で勉強されてる方、
そこでの培ったものは、これからどんどんいろんなやり方で
世界に広げていくことができるので
ぜひチャレンジしてほしいとおっしゃっていました。
詳しくは、BHNテレコム支援協議会のホームページを
ご覧ください。
Twitter