今週は、情報通信技術で国際支援をされている
NPO法人 BHNテレコム支援協議会に注目!
お話を伺うのは、副理事長の相澤紘史さんと、
参与で技術担当の志村直茂さんです!
「情報通信もBasic Human Needs
(BHN:衣食住など生活基盤を構成する要素)の一つである」という
信念のもと、情報通信技術(ICT)を活用し、
開発途上国や国内外の被災地の人々の安全・安心を守り、
生活環境の改善や社会的課題の解決のため、
国際的に活動されている、BHNテレコム支援協議会です。
活動は、大きく3つの柱があります。
「生活向上のための支援」。
例えば、ミャンマーでは、水も電気も何もないところで
電気をつけてあげたりとか、水のタンクは作ったけれども
水が出来ないという所で、水が出るようにしてあげるなどのような
支援。
そして「緊急時の人道支援活動」では、例えばハイチの大震災、
東日本大震災などでの活動で、ハイチでは、電話を持って行って
みんなに電話を使ってもらいながら、必要なものは何なのか
情報を集めたりしていたそうですが、今では、
みな、携帯電話を持って逃げるということで、
この活動の中心は、現地で放送局を作ったり
建て直したりすることとなっているそうです。
「人を育てる支援」では、途上国で中堅として活躍している方をお迎えして、
実際に光ファイバーを繋ぐ技術を学んでいただいたりと
様々な技術をお伝えしているそうです。
ちなみに、技術担当の志村さんは、かつては、ポケットベルの
システムの構築を国内外でされ、携帯電話や無線通信のシステム、
さらには、防災通信やスマートフォンのネットワークを作られていたんだそうです。
BHNテレコム支援協議会には、技術のスーパーヒーローが集まっているんですね。
ホームページでは、これまで支援されてきた様子がリポートされています。
瓦礫の中から、放送局を再建する様子など、一度HPも覗いてみてください。
今夜は配信している音声では、志村さんに当時の様子を
お話していただきました。
詳しくは下記の音声配信でぜひチェックしてみてください。