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新しい平和教育への挑戦~本当の平和の意味を学ぶスタディツアー③

今週は、本当の平和の意味を学ぶスタディツアーに注目!
今夜は、この方に伺っていきます! 
NPO法人Connection of the Childrenの津高政志さんです!

実は、すでにパレスチナにいらっしゃるということで、
事前に収録させていただきました!

「15歳少女の被占領地パレスチナ・スタディツアーから始まる、新しい平和教育への挑戦」

津高さんは、NPO法人Connection of the Childrenのメンバーではありますが、
これまで非政府組織(NGO)や国際機関に所属しながら、
パレスチナ、東日本大震災、フィリピン、アフガニスタン、南スーダン、ミャンマーで
継続的に活動してきた人道支援のエキスパート。

ⒸNPO法人Connection of the Children


人道支援・・という言葉は知っていても、実際にどんな活動をしているのか
今夜は詳しく教えていただきました。

人道支援の定義は、簡単にまとめると
「紛争地などで、人間から死と苦痛を遠ざけ、人間の尊厳を守る支援活動」。
これはあまり知られていませんが、善悪の判断に関係なく常に中立の立場で
純粋に人を助けます。
また、人道支援というと、紛争の最前線に行って、人を守る危ない活動というイメージが
ありますが、
人道支援活動の原則として、支援する側の安全が確保されない限りは
支援自体を見送るという判断があります。
自分たちが支援を受ける側に回っては意味がない。
ですので人道支援の最前線は、紛争の最前線から一歩引いた安全なところに設定されます。

安全なところから、地域の人道上の問題課題を抽出し、医療面、衛生面、財政面、
インフラ面などでの対策を決定し、実行します。
人道支援機関は危機的な状況が国際人道法に違反する行為によって起きている場合は、
当事者にその行為を止めるよう働きかける「保護」という活動も行います。

今回のスタディツアー先を決める中で、過去の紛争ではなく
人生を変える体験ができる今を感じられることを考慮して、
津高さんが2年間赴任されてきたパレスチナを選ばれたそうです。

これまで、様々な現場で人道支援をされてきた津高さんと共に
スタディツアーに参加している中学3年生の貴子さんは、
刻々と変わる現地の状況を判断しながら、安全に
パレスチナで様々な現場を見て回る予定です。

日本からは香港経由で向かわれる皆さん。
エルサレムは、先進国であり、巡礼に訪れる観光地でもあるので、
現地までは、最短で15時間くらいとの事でした。

津高さんがこれまで人道支援してきた中で、忘れられない風景についてなど、
詳しくは、下記の音声配信をチェック!

今回のスタディツアーについては、
NPO法人Connection of the ChildrenのHPFacebookで追いかける事が出来ます。

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