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背負って運べるラジオ局!? 被災地で活躍するバックパックラジオを描いた「雑草ラジオ」について③

今度の土曜日で、東日本大震災から12年を迎える今週は、災害に着目したラジオに注目!
      
今夜もお話を伺うのは、
「背負って運べるラジオ局 バックパックラジオ」の開発者で、
「雑草ラジオ~狭くて自由なメディアで地域を変える、アマチュアたちの物語」の著者
 ライターの瀬戸義章さんです!

今年1月18日に英治出版から発売された瀬戸さんの著書「雑草ラジオ」は、
インドネシア、神戸での災害を機に立ち上げられたラジオたちの役目を始め、
バックパックラジオの開発への想いなどなど、
軽快な文章で冒険活劇のように読めてしまう一冊です。

Ⓒ英治出版

「雑草ラジオ」では、阪神淡路大震災の時に立ち上がった
多言語のコミュニティラジオについても、ご紹介されています。
災害時のデマに対抗するために、正しく必要な情報を韓国語、
ベトナム語、中国語など様々な言語で放送するコミュニティラジオが
立ち上がります。
今でいう臨時災害ラジオのきっかけとなった当時のコミュニティラジオは、
その後FMわぃわぃとして今も放送を続けています。

Ⓒ瀬戸義章_2015年 FMわぃわぃ

また、瀬戸さんは、東日本大震災の時には仙台で支援活動に入り、
当時被災地に立ち上がった臨時災害放送局も取材されています。

Ⓒ瀬戸義章_311で開局した宮城県の災害ラジオ


放送局として抱いていたスタジオと違い、簡素な設備で放送し、
さらに、見学した時には、小学校の運動会の様子をOA。
震災の瓦礫の中で響く日常の様子に、それまで思い描いていたラジオとは違う
意味合いを持つ事に気が付き、いち早くラジオ局を立ち上げる事が出来る
背負って運べるラジオ局の開発に乗り出します。

Ⓒ瀬戸義章_持ち運べるラジオ局の試作品


詳しくは、下記の音声配信をチェック!

雑草ラジオ/英治出版

特定非営利活動法人 BHNテレコム支援協議会

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