
今週は、鎌倉からスタートした地域循環型リユース容器プロジェクト
「Megloo(メグルー)」について、株式会社KAMAN 代表取締役 善積真吾さんに
お話を伺っていきます!
Meglooは、2021年10月末から鎌倉でスタート。
テイクアウトやデリバリーの時に、通常使い捨ての容器を使っている所を、
地域共通のリユース容器を、レストランから提供してもらい、食べ終わったら、
利用店舗に返してもらうという地域で循環していく仕組みを作っています。
このプロジェクトを考案した善積さんは、コロナ禍になって、
テイクアウトが増え、その時にプラスチック容器が大量にでるように
なって、罪悪感を覚えたのがきっかけ。
周りの人に聞いてみても8割の人がテイクアウトの後のごみに、
罪悪感を感じるとの調査結果からも、始めようと思われたそうです。
使い方も簡単。対応店舗で、「Meglooでお願いします」と伝えると
共通の器に入れて料理が提供されます。
その時に、店頭のQRコードを読み込み、LINEで、数量を打ち込みと、
誰がどこで幾つ注文したのかを把握するというシステム。
返却は、利用店舗に戻すか、
器を洗い、地域に設置してある返却BOXへ。
スタート時は、3店舗から。その後、顔見知りで美味しく、
環境意識の高そうなお店に声をかけて、すぐに10店舗くらいに増え
共通の容器を使ってくれるのか、洗う手間や、容器の偏りをなくすために、
オペレーションができるのかなどの実証実験をし、本格的に導入となったんだそうです。
声をかけたお店の方の反応は、容器ごみについては関心が高く
プラスチックから紙の容器に変えたものの、ゴミは出ているよねっていう所は、
意識していたとのことで、とても協力的だったそうです。
また、共通で使う容器は、汁物がこぼれず、洗いやすいもの・・と
独自に容器を開発するために、昨年、クラウドファンディングにチャレンジ。
様々なご苦労があっただけに、詳しくは、下記の音声配信で!
全国からも導入希望の連絡が来るというだけに、
明日は、そんな話を伺っていきます!
Meglooを利用できる店舗などは、ぜひHPでチェック!
株式会社KAMAN