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多文化共生社会を目指す私たちに必要な「やさしい日本語」に注目!  やさしい日本語ツーリズム研究会代表 吉開章さん③

今週は多文化共生社会を目指す私たちに必要な「やさしい日本語」に注目!

ゲストは、やさしい日本語ツーリズム研究会 代表の吉開章さん!

今夜は、「やさしい日本語ツーリズム研究会」のHPでも公開されているショートムービー
「第三者返答」について伺いました。
「第三者返答」とは、2005年に関西学院大学のオストハイダ・テーヤ教授が提唱した
概念で、例えば日本語が上手な外国人が日本人の友人と一緒にカフェに行き、
外国人が日本語で注文しても店員はなぜか日本人の方にしか話をしない、
というような現象の事をいいます。

まずは、「やさしい日本語ツーリズム研究会」の「第三者返答」を見てみてください。
思わず、ドキリ・・としてしまう動画となっています。

外国人だけではなく、普段の生活の中で、私たちも第三者返答をしたり、うけたりと
している場面がそこには描かれています。
一見やさしい日本語と関係ないように思える「第三者返答」ではありますが、
いくら外国人が日本語を一生懸命勉強しても日本人の方が正面から
コミュニケーションしてくれないという現象があれば、日本語を勉強の意味がないと
吉開さんはおっしゃっていました。

またこのような現象は外国人だけでなく、車いす利用者や目の見えない人など
障害のある人が健常者の方と同行するときにも起こると言われています。
見かけや聞こえてくる印象で思わずその人を避けてしまうような現象も、
積み重なることで当事者の心を傷つけてしまいます。

相手と話すときに、相手の顔を見て語り掛ける事は、
コミュニケーションを取るうえで大切な事であり、
「やさしい日本語」などを使い、相手の理解を確認しながら話すことで
伝わる事も増えていきそうです。

この「第三者返答」のショートムービーの他に、
外国人店長とコンビニオーナーの絆インタビュー動画や、
やさしい日本語落語なども「やさしい日本語ツーリズム研究会」のHPから
見る事が出来ます。
詳しくは、下記の音声配信で!

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