Keep Green & Blue - Fm yokohama 84.7

自分にも地球にも嬉しいリサイクル LUSH JAPAN合同会社 小山大作さん③

今週は、イギリス発のナチュラルコスメブランド「LUSH」に注目。LUSH JAPAN合同会社 広報担当 小山大作さんにお話を伺っています。
 
LUSHの商品は包装を一切しないで販売される「ネイキッド」と呼ばれる固形のものが6割。
シャンプーなどの液体状の商品は、すべての容器が100%リサイクルプラスチック素材で出来ています。
 

2008年からリサイクル素材のパッケージを使用し、2010年からリサイクルプログラムが行われています。さらに、昨年9月からは、そんな容器をさらにリサイクルする循環型の容器返却プログラム「BRING IT BACK」がスタート。LUSHに空容器を持っていくと1つあたり30円分をその日のお買い物に、5つまとめて持っていくとフレッシュフェイスマスクと交換できるというものです。

 
現在、顧客からお店に戻されている容器は、販売された商品のうち約2割、年間20トンもの容器が返却されていて、容器はすべて確実にリサイクルされることが特徴。プラスチックは繰り返しリサイクルするうちに弱くなっていくので、ペットボトルの蓋とリサイクル素材を混ぜて強度の高い素材にし、新しい容器に生まれ変わらせる工夫もされています。
 
自治体に出したプラスチックごみがどうリサイクルされているかを追うのはなかなか難しいですが、実は日本では8割が燃やすことでの熱源としてリサイクルされているのが現状です。
LUSHは同じ資源として使い続けられるリサイクル(マテリアルリサイクル)を実現することを目標にされています。限りある資源を使い続けるために販売後も責任をもってリサイクルし続けたいと思っても、ゴミになるか資源になるかはお客様次第。小山さんは、LUSHの商品に関らずゴミがどういう素材のものかを考えると、ゴミがゴミではなくなることがあるので考えてみてほしいとおっしゃっていました。
 
LUSHではプラスチックの材質ごとに分別されていて、黒い容器のラベルシールは同じ素材なのではがさなくてもいい工夫がされています。また容器が汚れていると資源として使えないので、洗浄して返却してもらうようにお願いもしています。詳しくはLUSHに行かれた際にスタッフさんにリサイクルについて尋ねてみてくださいね。
 
明日はLUSHのチャリティポットについて伺います。
 

☆LUSH
 
☆「BRING IT BACK」について
 
 
☆「あなたのサステナブルなこと」も番組に教えてください!
番組への感想もお待ちしています。
メールアドレスはこちら。
Twitterでは #847keep で感想をツイートしてくださいね。
 

top