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規格外の真珠の新たな魅力を発信!株式会社サンブンノナナ代表取締役社長 尾崎ななみさん③

今週は、捨てられていた真珠に新しい価値を吹き込んだ「金魚真珠」に注目。
真珠ブランドSEVEN THREE.を手掛ける株式会社サンブンノナナ代表取締役社長 尾崎ななみさんに伺っています。
 
真珠はどうやって作られるのでしょうか?
SEVEN THREE.で扱う「あこや真珠」は海で育ちます。「あこや真珠」の養殖は伊勢志摩が発祥の地と言われています。核と外套膜を貝の体内に入れ、核の周りに真珠層が重なり真珠が大きくなっていき、母貝を育てるのに2年、真珠ができるまでに1年ほどと時間がかかります。1つの貝に1つしかできず、2年前にはウイルスの発生で母貝がたくさん死んでしまったことも。
 

母貝に核を入れる作業は特に難しい職人技。生きている貝に麻酔をかけて、手術のように核を入れていきます。正しい位置に入れないと、核を吐き出してしまったり、途中で死んでしまい出来ないことも。年によってもできる量が違い、だいたい6割程度だとか。海の中に吊るして育てる体力仕事で、貝や藻の掃除など実は休む暇がない真珠の養殖作業。自然が作り出すものの値段として天然真珠の値段は妥当なものと言えます。

 
 
真珠の色は母貝の殻の色で決まります。市場では白い真珠が高値で取引されるため、一般的には白く染めているものがほとんどで、ナチュラルカラーの真珠が出てくることは少ないそうですが、色ではランク付けはなく輝きの強さで値段差が出ます。あこや真珠は透明感のある輝き、角度を変えるとシャボン玉のように色々な色が見えるのが特徴のため、顔に近づけた時に顔が映るのがいい真珠と言われています。
 

伊勢志摩真珠ブランドSEVEN THREE.(セブンスリー)
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