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世界がもっと素敵になるオンラインマガジン「IDEAS FOR GOOD」編集長 戸沼君香さん②

今週は世界がもっと素敵になるアイデアを紹介しているオンラインマガジン「IDEAS FOR GOOD」について、編集長の戸沼君香さんにお話を伺っています。
 
社会課題を解決するユニークなアイデアを取り扱う「IDEAS FOR GOOD」。今日からはおすすめの記事を紹介しています。
 
〇アムステルダムの運河でプラスチック釣り。ボートツアーで”価値ある”素材を集めよう
 
運河をボートで巡りながら川のゴミを拾う人気の有料ツアー。拾ったゴミは現地の会社に回収され、家具や新たなボートを作るアップサイクルに繋がっています。
2019年に実際に体験した「IDEAS FOR GOOD」編集部のメンバーも「楽しかった」と話していたとか。ゲーム性があり、拾えば拾うほどハッピーになる仕掛けが設けられています。集まったゴミを見た時の達成感、アップサイクルされる行き先が分かることも画期的なシステムです。
 
この企画を運営しているのはPlastic Whaleというプラスチック釣り専門の会社。観光地であるアムステルダムはポイ捨てが多く、それをいかに楽しく拾うかがポイントに。ビジネスにすることで経済への循環ができ、観光客が街にいいことをして去っていくという面白い取り組みになっています。
戸沼さんは、「日本では最終的にゴミがどうなるのかが見えにくいがこの取り組みでは最後まで見えるというのがよさではないか」とおっしゃっていました。
 
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〇「空き家の情報を公開したくない」大家さんにピッタリ。地域を豊かにする「さかさま不動産」とは
 
続いては日本での取り組みです。「さかさま不動産」は、不動産を借りたい人が「空き家を使って何をしたいか」を公開し、貸したいと思う大家さんとマッチングするサイト。
人が少ない地域では、空き家があるという情報を公開すると、空き巣や、荒らされるなど、地域でトラブルになる事が多いことから、空き家の情報をWeb上に公開することに抵抗を感じる人が多いんだそうです。そこで、空き家問題を解決するために、どうしたらよいのか・・とマッチングを考えて生まれました。
 
借りたい人は、海の家、保護猫が安心して暮らせる場を作りたい、地域の人々が集まれるカフェ、コワーキングスペースなど地域に貢献したいという方がほとんど。人が集まれるスペースを作ることで周りの人が関心を持ってくれるのではないか、また大家さんも地域に貢献したいと思っているので、過疎化が進む中で、このような取り組みがされていることを伝えたいという思いで記事を掲載されています。DJ MITSUMIからは、「人が住むことで治安の向上にもつながるのでは」という意見も出ていました。
 
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